1977年創業の「麻布十番モンタボー」は全国に約40店舗を展開。

近年、日本の未来の食卓をより豊かにするための取り組みを行っています。

今回ご紹介する「nonowa国立店」が昨年11月28日に国産小麦と製法にこだわった『モンタボーベーグル』の展開をスタートしていたと知り行ってみました。


店舗入口側にベーグルが30種類以上ずらりと並んでいます。




ピンク色のプライスカードは「ソフト」食感のベーグルになります。








私が気になっていたのはこちら!

麻布十番モンタボーの商品開発を担う鈴木清司シェフ考案“スパイスクイーン・ベーグル・オブ・リング”。

「2024パングランプリ東京」において東京都知事賞を受賞した商品です。

北海道十勝産小麦100%の生地にスパイスの女王カルダモンを練り込み、クーベルチュールチョコとクルミが入ったベーグルです。

気になるお味は?




カットするとカルダモンの柑橘に似た爽やかな香りがふわりと広がります。

えぐみのないクルミ、チョコレートのリッチな甘み。

表面にあしらった塩がキリッといいアクセントになっています。

黒の縞模様のスタイリッシュな見た目、大人の嗜好を満足させるベーグルは都知事賞受賞も納得の美味しさです。

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他のベーグルの味もご紹介

右上から時計回りに「プレーン」「スパイスクイーン・ベーグル・オブ・リング」「クロワッサンベーグル」 「明太チーズ」「パリッとショコラ(ソフト)」中央「宇治抹茶&吟十勝あんバター」

『モンタボーベーグル』はすべて北海道十勝地方にある「アグリシステム株式会社」の“ゆめきらり”という小麦を100%使用し作られています。

国産小麦ならではのもっちり感と小麦の風味が強いのが特徴です。

また、モルトを使用することでしっとりふわりとした食感に仕上がり、生地にほんのり甘みも出ます。

まずはプレーンで生地の美味しさを味わっていただきたい!




外側パリッ、内側は小麦とモルトのほんのりとした甘み。

むぎゅっとしているけれど弾力は控えめ。アボカドサーモンなど具材を選ばずなんでも美味しいサンドイッチにしてくれそうな懐の深いタイプ。




珍しくてお勧めなのは「クロワッサンベーグル」。

ベーグルの生地でクロワッサン風に作ったものでバターの風味が鼻から抜けていきます。

リベイクすると、層のパリッカリッと感がより強調され内側のむぎっとした食感との対比が面白いです。




「パリッとショコラ」(ソフト)

ベーグルは硬くて苦手と思っている方にも食べていただきたい、とソフトな食感のシリーズもあります。

表面のチョコはパリパリでややビター寄り。

「ふんわりとしてパンみたい」と普段ベーグルを好まない夫も気に入っていました。

ふわむち食感がお好きな人やベーグル初心者さんはぜひソフトシリーズからチャレンジしてみてください。




「宇治抹茶&吟十勝あんバター」

抹茶の香りがすごい!海苔に似た風味を感じるのは本物の抹茶を使い旨み成分を感じられるから。

しっとり炊き上げた十勝産の粒あん、厚めにカットされた有塩バターはあんこを引き立てるための塩分バランスを考えてなのでしょう。




「クリームチーズ&オレンジ」

店員さんに個人的なオススメを聞くとこちらの商品ですと。

外側が白いのは砂糖でグレーズドされているから。

ふわむぎゅの生地にマーマレードのようなオレンジソースが爽やか。

クリームチーズがオレンジのほろ苦さをまろやかに包んでくれます。




「ベーグルサンド(生ハム&クリームチーズ)」

ごまたっぷりの生地は軽く引きがあり、手で押すとぶぃ~んと跳ね返す弾力。

クリームチーズと生ハム、さらし玉ねぎが口の中をさっぱりとさせてとても美味しかったです。