
文具のとびら編集部
手紙社は、2025年3月14〜16日の3日間、都立産業貿易センター台東館4階、5階、6階展示室にて「紙博 in 東京 vol.10」を開催している。
オープン前から多くの人が集まった初日の会場に「文具のとびら」編集部がお邪魔してきました。
東京では10回目の開催
「紙博(かみはく)」は、紙にまつわる作り手たちによるフェスティバル。出展者は同社が選り抜いたクオリティの高さと創造性にあふれた作り手ばかり。さらに文具メーカー、印刷会社、イラストレーター、和紙の製造会社など、“紙“の魅力を最大限に引き出す紙もの作家たちが自らブースに立ち、展示販売を行う。

2017年に初開催して以来、東京、京都、福岡、台北、松本、大阪など各地の主要都市でイベントを実施してきた。東京では今回が記念すべき10回目の開催。出展総数は126組と、東京の開催では過去最大規模となる。マスキングテープ、ノート、はんこ、イラスト、活版作品、ガラスペン、インクなどの文具・雑貨はもちろん、心をくすぐるような可愛らしいパッケージのおやつに至るまで、作り手が自信を持って繰り出す作品が所狭しと並ぶ。
「紙博 in 東京 vol.10」のテーマは「史上最高に”かわいい”が詰まった、紙ものの大博覧会!」。国内にとどまらず海外4か国からも新たな作り手が加わり、一目見ただけで心躍るような、かわいい紙ものと出会うことができる。
今回のメインビジュアルを手掛けたのは「ア・ラ・カル堂」さん。ポスターやフライヤー、会場で手に入る景品、オフィシャルグッズなど会場の至る所で”文具のお茶会”を描いたというかわいいイラストを楽しめる。
ア・ラ・カル堂さんのイラスト
大人気のオフィシャルグッズ
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各ブースの様子
会場では、3フロアにわたって、心ときめく紙物づくし。見ているだけで幸せな気持ちになります。ほんの一部ではありますが、写真で各ブースの様子を紹介させていただきます。

1.ア・ラ・カル堂:オフィシャルグッズとは別途ブースを展開。スイーツ柄のフレークシールのバイキングや限定セットなどが大人気/2.forme.:京都の喫茶店をモチーフにした「夢ミル京都喫茶巡り」/3.いわしまあゆ:おいしそうな絵柄のポストカードやロール付箋など/4.kawi
5.古川紙工/6.MATOKA:イラストとイニシャルを選んで作れるカスタムキーリング/7.ミドリ:ジョインドッツバイキング/8.紙上旅行
9.Paper Tree/10.岡崎直哉/11.ATELIER. encle d’ encle
12.星燈社:包装紙バイキング/13.kin.iro.hitode/14.115room:額装したような動物の優しいイラスト/15.熊谷 奈保子
16.cotori cotori:ステッカー&カードバイキング/17.HI MOJIMOJI:鉄道マスキングテープ「TAPE STATION」の新作を先行販売/18.자그네 zagne:果物や野菜の皮をモチーフにしたマスキングテープ/19.ぷんぷく堂
さらに思わず手に取りたくなるような、かわいいパッケージのお菓子のブースもありました。特に「ア・ラ・カル堂」と「手紙舎おやつ」がコラボした「ラッコのフィナンシェ」には長い行列が。桜の塩漬けやエディブルフラワーを抱えたラッコのフィナンシェ。文字にしただけでもかわいいです(笑)
帰宅後は、こんなかわいいお菓子を食べながら、購入品をじっくりと眺めて楽しみたいですね。
(写真左)BATON GROUP コビトパン工場、(写真右)穀粒菓子店雪ワタリテ麦イズル