“ママ森”こと森英恵との大切な思い出も詰まっている。森泉の愛する赤坂にある隠れ家

世にレストランは数あれど、愛するとまで言える店はいくつあろうか。

今回は、食に造詣の深い森 泉さん“愛のするレストラン”『ルイプリマ』について大切な物語を聞いた。



教えてくれたのは……



1982年生まれ。祖母にファッションデザイナーの森 英恵を持つ。19歳でモデルデビュー。動物好きで一児の母でもあり、動物や子どもとの暮らしをInstagram(@izumi.mori)から発信中。

レストランは、家とはまた違う雰囲気で、家族や友達と大切な時間を過ごせる唯一無二の場所



「兄の紹介で初めて来たときから、サロンのような空間と居心地の良さ、料理の美味しさに感動。以来“森家でごはん”というときの候補には必ず入るお店です」と森 泉さんが教えてくれたのは、赤坂と乃木坂の間に位置する『ルイプリマ』。

2007年のオープン時は界隈に店は同店だけだった。だがインテリアショップやアートギャラリーのような雰囲気を醸す店のあちこちに記されたサインからは、当時から隠れ家の走りとして、業界人が集う店であることがうかがえる。

“ママ森”こと世界的デザイナー森 英恵さんも、晩年まで泉さんら家族と共に訪れていたそう。

「私たちのオーダーはいつもビーフカツレツとカルボナーラ。あとは人数に応じてエビのサラダや鯛のグリエなど、おまかせでお願いしています。

家族全員お酒も好きなので、ワインはボトルでオーダー。店員さんもここに集うお客さんも、皆が生み出す温かい雰囲気が本当に大好き」

そんな泉さんを筆頭に森家について「超〜賑やかな家族です」と語るオーナーシェフの高山栄一郎さんは今の「ホテル椿山荘東京」で経験を積み独立。

夫婦で手がける料理はジャンルレスだが、どの皿にもクラシックなフレンチの技法がベースにあり、その味は本物。森ファミリー全員が愛してやまない隠れた名店だ。



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