5. 療養型病院で働くメリット・デメリット
メリット
療養型病院には慢性期の患者が入院しています。そのため、一般病床と比べると入院が長くなり、看護師や医師などと接する期間も長くなります。急性期の患者の多い一般病床とは異なり、働くうえでは以下のような点がメリットと言えるでしょう。
メリット
患者とじっくり向き合える落ち着いた環境で勤務できる慢性期ならでは専門性が身につく
デメリット
一方で、慢性期の患者が多いため、新たな知識を得たり、手技の技術を高めたりできるシーンは少ないかもしれません。また、食事や排泄などで患者への介助も必要になります。そのため、勤務先の候補とする際は、以下のようなデメリットを意識すると良いでしょう。
デメリット
多様な症例の知識やスキルアップにつながりにくい身体的な負担が大きいケースもある
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6. 療養型病院は患者とじっくり向き合える職場
療養型病院は療養病床をメインとする病院です。慢性期の患者が治癒を目指して入院するため、入院期間は1年以上になるケースもあります。
入院期間が長くなるため、じっくりと一人ひとりに向き合える職場です。大変さを伴いますが、患者が回復し元気になっていく姿を見られることは、やりがいのひとつといえるでしょう。