
2週間の「足指つかみ」で、背すじが伸びる!
広げて伸ばした足指を床にしっかりとつくことで、体の重心を正しい位置に置くことができます。「足指つかみ」で体のゆがみが改善し、背まがり、腰まがりが解消した事例を紹介します。
症例1:背筋が伸び、ひざ・腰の痛みが改善

骨盤が後傾し、猫背の状態だった80代の女性は、「足指つかみ」を2週間続けたことで背すじが伸び、ひざや腰の痛みが改善しました。
症例2:背筋が伸び、ひざ・腰の痛みが改善

60代の女性は、一見、姿勢が良いように見えて、実は骨盤が前傾した反り腰の状態でした。「足指つかみ」を始めて2週間後には、お腹もへっこみ、腰や肩、首の痛みが改善しました。
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原因にアプローチする「足指つかみ(ひろのば体操)」

私は初めから今のような治療をしていたわけではありません。高校の時にドキュメンタリー番組で歩けない患者さんを再び歩かせる仕事ぶりを見て感動を覚えたのが、私が医学の道を目指した動機です。
ところが、いざ現場で働き始めると理想と現実のギャップに悩まされました。病気はどんどん進行していき、それを食い止める医学的手段が見つからない。もちろん改善する人もいますが、中には治らないばかりか悪化してしまう人もいます。
治療を教科書通りに行っても、歩けるようになる人が少ないのです。
「なぜよくならないのか」「どうしたらいいのか」答えが見つからない日々が続き、自信も意欲も絶え絶えになっていたころ、ふと妻の足を見たことが転機となりました。地面に着くはずの足の小指が浮いているのです。
私は浮いた小指が着くように、ストレッチやマッサージを続けました。そして1週間ほど経ち、それまでひどいO脚だったひざがくっついたのです。さらには小指が地面に着くことで脚の内側に力が入ることもわかりました。
「これを追及していけば、たくさんの人を救えるかもしれない」そんな想いで、足指の機能について勉強を始めました。
しかし、教科書にも載っていない未知の分野、文献もありません。それでも答えは患者さんの足にあると信じ、足を診て、触り続けました。やがて足指をまっすぐに伸ばすだけで体が安定する人が続出したのです。
それが「Hand-standing(ハンドスタンディング)理論」の発見に繋がり、「ひろのば体操」や「YOSHIRO SOCKS」の開発にも繋がりました。