5.「住宅省エネ2025キャンペーン」でよくあるQ&A
ここではよくある質問とその回答をご紹介します。
5-1.申請は自分で行わなければなりませんか?
補助金の申請は、自分では行いません。
「注文住宅・賃貸住宅の新築工事」、「新築分譲住宅の販売」、「既存住宅のリフォーム工事」を行う事業者などが行います。
また、申請ができるのは「住宅省エネ2024キャンペーン」に登録済み、もしくは、新規で「住宅省エネ2025キャンペーン」に登録済みの事業者でないといけないため、事前に確認が必要です。
5-2.住宅省エネ2024年キャンペーンとの併用はできますか?
併用はできません。
「住宅省エネ2024年キャンペーン」の補助金制度で交付を受けた工事は対象外となります。
5-3.同じ工事箇所において複数の制度を利用できますか?
「住宅省エネ2025キャンペーン」には4つの補助金制度がありますが、同じ補助対象の工事を複数の制度に申請することはできません。
例えば、窓の断熱リフォームを「先進的窓リノベ2025事業」で申請した場合、同じ工事を「子育てグリーン住宅支援事業」で重ねて申請することはできません。
5-4.申請はどのタイミングで行いますか?
補助金の申請は、【工事が完了した後】に行います。申請の期限をよく確認しておきましょう。
また、期限内でも補助金の予算が無くなり次第終了となってしまうため、注意が必要です。補助金交付申請を事前に予約して補助金を確保することもできるため、ぜひ活用しましょう。
5-5.申請してから承認されるまでどのくらいかかりますか?
「住宅省エネ2024年キャンペーン」においては、承認まで1.5~2か月程度が目安とされていました。
しかし前事業の「子育てエコホーム支援事業」では、システムトラブルなどの影響で3、4か月以上待つ事例もあったため、予定の審査期間より長引く可能性もあります。
5-6.他の補助金制度と併用はできますか?
原則として、同じ補助対象の場合、国の他の補助金制度を併用することはできません。
しかし、地方公共団体の補助金制度については、国費が充てられているものを除き併用可能です。
また、「住宅省エネ2025キャンペーン」が実施する4つの制度については、ワンストップ申請に対応をしているため、補助対象が重複しなければ併用可能となっています。
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6.まとめ
「住宅省エネ2025キャンペーン」とはエネルギー効率の良い住宅を推進するために3省(国土交通省、経済産業省、環境省)が連携して行う制度です。4つの支援事業があり、これらの事業はまとめて申請手続きをすることができます。
まだ公表されていない項目もありますが、随時発表されるため、ホームページなどを確認しておくことが大切です。
「支援事業の内容が難しくてよくわからない…」という方は、補助金制度に詳しいリフォーム会社に一度相談してみることがおすすめです。
プロのサポートを受けながら、これらの補助金制度を使ってお得にリフォームをしましょう。