ライ麦パンを実食




◆ロブロ(写真右)

ライ麦100%と聞くと「酸味がある?」と敬遠される方も多いのですが、ひとぱん工房さんのものは酸味がなく「甘い!」が私を含め試食した友人たち共通の第一印象でした。

種子類のカリッコリッという食感、しっとり&むちむちとして食べていると鼻から種子の香ばしい風味が抜けて広がります。

何もつけずそのままで美味しい。種子類の油分があるからかバターなども不要。

トーストして蜂蜜をかけたら立派なスイーツに。お子様のおやつにもいいなと感じました。

◆カンパーニュ(写真左)

ライ麦を30%、ヤマソーヴィニヨンというブドウから起こした自家製酵母を使用。

クラストからはお味噌のような発酵のいい香り。

クラムはライ麦ハンコックならではの植物の爽やかな香り。

酸味が出ないように作られているので食べやすいですね。

トーストするとクラストからは圧倒的な穀物の美味しさを感じられます。

高加水の食パンに近い味わいです。

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ライ麦パン以外にお店で人気のパンもご紹介

上:クロックムッシュ、右:スパイシービーフカレーパン、左:ポルケッタ

◆クロックムッシュ

カリッと焼けたチーズの香ばしさ、表面サクサクのパンは羽毛布団のようなふんわり感も。

たっぷりのベシャメルソースは驚くほど軽く滑らかな口どけで、一枚ぺろりと平らげてしまう美味しさです。

◆スパイシービーフカレーパン

焼きカレーパンです。ガツンとスパイスが効いてかなり辛い!!

でも、単に辛いだけではなく炒めた玉ねぎの甘みなど奥深さを感じます。

辛いのが苦手な方には甘口のチキンカレーもあるそうですよ。

◆ポルケッタ

フォカッチャ生地でしょうか。

ローズマリーなどハーブとガーリックの風味が食欲をそそります。

豚肉は一度茹でこぼしてるのか余計な脂が落ちてさっぱりと食べられます。

ポテトの塩加減もよくて手のかかった一品です。




◆全粒粉あんバター

全粒粉ならではの小麦の美味しさに粒あん、ミルキーなバターがよく合います。

バターを一度外してからリベイクしてまたバターをパンに挟んだのですが、

カリッとした食感と粒あんの組合せはたい焼きを思わせてなんとも美味しい。

全粒粉シリーズにリピーターが多いのも納得です。




◆南のめぐみ食パン

購入した翌日でもしっとりとして適度にもっちり。

さらりとした甘みでお米を食べたような食後感があります。

四ツ谷シェフが「お客様に色々な食材と合わせてご自宅で楽しんでほしい」と考えたパンなので和のおかずなどとも相性が良さそうです。