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●春の訪れを告げる野菜、菜の花が旬を迎えます。おいしい菜の花の選び方と湯がき方。混ぜご飯のレシピを紹介します。
スーパーの売り場に「菜の花」が並ぶと、春が来たなと心がウキウキしてきます。ほどよい苦みと香りが特徴で、おひたしにしたり、天ぷらにしたり、風味を活かしたシンプルな食べ方が似合いますね。
そして菜の花にはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富。しかもビタミンCの含有量は野菜の中でもトップクラス。健康はもちろん、美容にもいい食材といえます。旬のものを食べるのは最大限にその食材のおいしさも効果も発揮できるのでぜひ摂り入れて欲しいですね。
そこで、おいしい菜の花の見分け方と、おすすめのレシピをご紹介します。
菜の花を選ぶときは、茎、つぼみ、色に注目!

菜の花を選ぶときに注目したいのは、茎、つぼみ、色の3つ。茎にハリがあるか、つぼみは開ききっていないか、鮮やかな緑色かどうかも重要です。
収穫から時間が経ってしまった菜の花は、黄色っぽくなりますので、目がさえるような緑色は鮮度の良さと、味わいの良さを表しています。
水を張ったボウルの中で、つぼみを振るように洗います
さらに、つぼみは花が開く前の状態がベストと言われています。が、黄色い花が咲いているのも風情があって良いなぁと感じているのは著者だけではないはず。
あくまでも見分け方としては、つぼみが開いていないもの、を選ぶと紹介しますが、お花が開いたものも、皿の上をパッと華やかにしてくれますよね。

さて、選んできた菜の花はまず塩ゆでにします。鮮度が落ちやすいため、なるべく買ったその日のうちに調理し、食べきるのがおすすめ。春のごちそうは大事にしすぎず、すぐに楽しみましょう。
色が変わったらOK。火を通しすぎず、シャキっとした食感が残るように [食楽web]
下ゆでした菜の花は、このままおひたしに。オリーブオイルと塩、醤油、ポン酢などお好みの味付けで楽しみましょう。
我が家では、新しい年度が始まる4月に、今年も一年頑張りましょう、とささやかなお祝いをするのですが、その時に「豚バラと菜の花のまぜご飯」を作ります。
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