試行錯誤の末に誕生!新商品「シルキー」開発秘話

——今回新商品は13商品とのことですが、スノーボールのような「シルキー」はこれまでにない挑戦だったのだとか。まずはその特徴について教えてください。

常岡さん:「シルキー」は、口の中でホロホロとほどける食感が特徴の焼き菓子です。バターの風味がしっかり感じられる、シンプルだけど奥深い味わいに仕上げています。実はかなり前から作りたいと思っていた商品なんです。開発戦略グループの上司が熱望していて「絶対に出したい!」と。でも、なかなか実現できなかったんです。

——そんなに難航していたんですね。なぜ商品化できなかったのでしょう?

原口さん:2つの課題がありました。まず、製造できるメーカーが見つからなかったこと。このホロホロ食感を再現できる工場がなかなかなくて…。そしてもうひとつが価格の問題です。美味しさを追求するとどうしてもコストがかかります。でも、市場にはすでに手頃な価格で美味しいクッキーがたくさんあるので、どう差別化するかが課題でした。

——でも、最近はお菓子の価格も上がっていますよね?

原口さん:そうなんです。昔なら「高い」と感じられていた価格帯でも、今では「これくらいが普通」と受け入れられるようになってきています。そういう市場の変化もあり、今なら勝負できる!というタイミングで発売に踏み切りました。

——「シルキー」のホロホロ食感はどのように実現したのでしょうか?

常岡さん:一つは、バターの配合量です。通常はコストの関係で抑えられることが多いですが、シルキーでは原材料表示の2番目にバターがくるほどしっかり使用しています。ホロホロ感を出すのに、粉糖の種類と使い方にもこだわりました。特に、夏場でもベタつかない“溶けない粉糖”を採用しています。

原口さん:本当にベタつかないか確かめるため、社用車の中に商品を長時間放置するという過酷なテストもしました(笑)。夏場の車内は灼熱ですが、それでも粉糖がベタつかなかったので、自信作です。

——社用車でテストするってすごいですね!(笑)それだけこだわり抜いた商品が、ついに商品化されたわけですね。

常岡さん:ずっと温めていた企画がようやく実現しました。私たちのこだわりが詰まった「シルキー」を、ぜひ多くの方に楽しんでもらいたいですね!

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若手チームが挑んだ!「ココ&ナナ」開発ストーリー

——他に、今回ぜひ知って欲しい新商品はありますか?

常岡さん:全部なんですけど(笑)、中でも「ココ&ナナ」は、ココナッツチャンクの自然な甘みとココナッツオイルで揚げたバナナスティックを活かした、自然由来のMCT(中鎖脂肪酸)が摂取できる素材菓子です。特に“健康に気を遣いながらもスイーツを楽しみたい”というニーズを意識して開発しました。

——MCT(中鎖脂肪酸)入りのお菓子って、健康志向の方にもウケそうですね。

常岡さん:若手メンバーが中心となって進めたプロジェクトです。上層部のサポートを受けながら、“食べ物から取れるMCT(中鎖脂肪酸)を活かした商品を作ろう”というコンセプトのもとで開発を進めたので、ぜひお手に取ってもらえたら。

——若手メンバーが主体とは、フレッシュなアイデアが生まれそうです。開発する中で特にこだわったポイントはありますか?

常岡さん:主原料にココナッツチャンクを使用し、ホワイトクリームコーティングを施しています。ほどよい甘みとコクがあり、“ココナッツクッキーのようなホロホロ感”を感じてもらえるようにしています!このコーティングは老舗の豆菓子メーカーの技術を活用しています。

——メーカーの技術あってこそ実現したお菓子なんですね。開発の背景を聞くとより興味が湧いてきます!MCT(中鎖脂肪酸)入りという点も魅力的ですよね。

常岡さん:これまでMDホールディングスの商品は珍味系が多く、比較的男性向けでした。今回は“女性が手に取りたくなる商品”を意識し、健康や美容を気にする方にも響くような仕上がりを目指しています。

原口さん:最近は、健康に関する情報が溢れていますよね。「MCT(中鎖脂肪酸)が身体にいいらしい」とは知っていても、“どう取り入れたらいいかわからない”という方も多いと思います。そこで“お菓子なら気軽に取り入れやすい”という点を大事にしました。

——まさに“健康と美味しさの両立”ですね!

常岡さん:甘いものは好きだけど、できるだけ健康的に食べたいという方におすすめです。カロリーを気にしながらも、たまにはスイーツを楽しみたいという気持ちを大切にした商品なので、ぜひ試してみてほしいです!

——まだまだ聞きたいところですが、長くなるので(笑)…。あとは公式HPやSNSをチェックしてもらいたいですね。最後に、今後の展望について教えていただけますか?

原口さん:そうですね、どれもこだわって作ったものばかりで、我が子のように送り出していますので(笑)。スーパーなどで見かけることがあれば、手に取ってみてほしいです。これからもまだ世に出ていない“おいしいもの”を発掘し、食品メーカーさんと協力しながらワクワクする商品を届けていきたいと思っています。