ジェンダーニュートラルで環境にも優しい、「marie claire PARIS」のスクールユニフォーム

フランス発祥の歴史ある女性誌『marie claire』の世界観をコンセプトにしたライセンスブランド「marie claire PARIS」は、2022年から学生服の展開をスタート。中高生の制服に加えて、今回、小学生の制服もデビューした。

フレンチタッチのスタイリッシュな制服

1937年に創刊されたフランスを代表する女性誌『marie claire』は現在、世界30の国・地域で出版され、日本版は1982年に発刊された。それと同時にマガジンブランドとしてライセンス商品の開発にも着手し、40年以上にわたってビジネスを展開。ファッションからインテリア、スポーツまで幅広い商品をそろえているライフスタイルブランドへと成長した。

そのラインナップに2022年、初のスクールユニフォームが登場。1967年の設立以来、ユニフォーム素材・製品を扱うアパレル商社として、学生、企業、各種団体の多彩なユニフォームを手掛けてきたニッケグループの「アカツキ商事」がこのプロジェクトを手がけている。


中高生用の秋冬の制服


中高生用の夏の制服

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ジェンダーニュートラルや環境にも配慮

「marie claire PARIS」のスクールユニフォームのデザインは、パリのデザイナーが監修。粋なフレンチタッチが特徴のシンプルでスタイリッシュなデザインに仕上がっている。さらにジェンダーニュートラルにも配慮し、オールジェンダーのサイズ設計「シュルプロンドル寸法」を採用。男女区別なく、それぞれの体形をカバーしてくれる。さらに生徒一人ひとりの個性を尊重するために、男女ともに着用できるジャケットやスラックスなどを用意し、自由な着こなしを楽しみながら、学校全体としての統一感もかなうラインナップに。

そして、環境への負荷を軽減する素材にも着目。表素材だけでなく、裏地やボタンといった副資材にもエコ素材を使用しながら、機能性、快適性も追求。伸縮性に富んだストレッチ素材を起用し、着る側への配慮にもこだわっている。

そんな「marie claire PARIS」に、小学生に向けた制服が仲間入り。中学、高校の制服同様、エコ素材を使ったジェンダーレスな制服で注目を集めている。2026年春から採用の小学校も決定し、いよいよ「marie claire PARIS」の制服第一号が誕生する。


小学生用の秋冬の制服


小学生用の夏の制服

text: Tomoko Kawakami