ブライダル業界に憧れ、第一志望の会社に入社。しかし、華やかな表舞台の裏には厳しい現実がありました。職場の人間関係や仕事の細分化に苦しみ、適応障害に。憧れだった世界が、つらい思い出になってしまいました。

夢見たブライダル業界への就職

私はもともとブライダル業界に強い憧れがあり、第一志望の会社に入社しました。幸せな瞬間に立ち会い、人の人生の大切なイベントを支える仕事にやりがいを感じるはずでした。実際、表から見える世界はとても華やかで、式場は美しく、新郎新婦の笑顔は輝いていました。しかし、入社してすぐに、その裏側の厳しさを思い知ることになりました。

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職場の人間関係と細分化された仕事のつらさ

ブライダル業界はチームワークが大切だと思っていましたが、職場の人間関係は想像以上に厳しいものでした。契約を取らなければならないという上からのプレッシャー、お客さまからの細かいご要望の橋渡し、業者への指示出しなど、常にピリピリした空気がありました。そんな中で、私は「うまく動けない」「役に立っていない」と感じることが増え、不安と自己嫌悪が募っていきました。