全国的にも珍しい宿場町の桜並木「がいせん桜」(岡山県)


岡山県真庭郡新庄村は、江戸時代、山陽と山陰をつなぐ出雲街道の宿場町として栄えました。現在も風情ある街並みが大切に残され、四季折々の景色を楽しめます。

「がいせん桜」は明治39年、宿場町の街道の両側に日露戦争での戦勝を記念して桜が植えられたものです。現在は5.5mおきに133本のソメイヨシノがあり、美しい桜のトンネルが春の新庄村を代表する景色となっています。

通りの両側には水路があり、さらさらと流れる音色は「日本の音風景百選」「日本のかおり風景百選」にも選ばれています。

例年の見頃:4月上旬~中旬

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湯布院近くのフォトジェニックスポット「大分川沿いの桜並木」(大分県)


有名な温泉地である大分県の湯布院は大自然に囲まれた土地で、町の中心を流れる大分川沿いは桜の名所として知られています。

由布院の北東部にそびえる標高1583mの由布岳を背景に、桜と菜の花が咲き乱れる様子は春の湯布院を象徴する風景となっており、多くの観光客でにぎわいます。

例年の見頃:3月下旬~4月上旬

(まとめ)
一度は訪れたい全国の桜の名所をご紹介しました。この時期しか見られない幻想的な風景を見に行ってみてはいかがでしょうか。

構成・文/大人のおしゃれ手帖編集部 画像協力/PIXTA
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