大学卒業を目前に控え、引っ越しの準備を進めていた私。そんなとき、片づけが苦手で知られる友人から協力を頼まれたのですが、そこで思いも寄らない異臭騒動に巻き込まれることになったのです。結果は衝撃的でした。
片づけが苦手な友人宅に漂う異臭
大学卒業を目前に控えていたころ、引っ越しをする学生が増えていたので、私も少しずつ部屋の片づけを進めていました。そんなある日、普段から片づけが苦手で有名な友人から「片づけを手伝ってほしい」と連絡があり、これまでにも何度か手伝ったことがあったため、特に迷わず引き受けることに。
後日、友人の部屋を訪ねると、部屋中になんともいえない異臭が漂っているではありませんか。友人自身も「部屋が臭くて困っているけれど、原因がわからない」と首をひねっていました。
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片づけるほど強まる謎のにおい
とにかくゴミをまとめたり、荷物を段ボールに詰めたりと手分けして片づけを始めたのですが、整理が進むにつれて、むしろにおいが強くなっていく気がしました。大学生が暮らす狭いワンルームだったので片づけ自体はすぐに終わったものの、結局目に見えて腐敗しているようなものは見つからず、原因は不明のまま。
最後に残ったキッチン周りを確認してみると、どうやらその辺りでにおいが一番強いことに気が付きました。「何か腐ってるかも」と言うと、友人は「食べ物はほとんど残していないし、冷蔵庫も空にしたから何もないはず」と答えます。実際、生ゴミも見当たらず、腐りそうなものはどこにもありませんでした。