YouTuberのヒカルさんが2025年3月26日に公開した動画で、お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品さんが繰り広げるYouTuber・ヒカキンさんへの批判に見解を述べた。

令和ロマンへの大盤振る舞いを疑問視

粗品さんは24日、自身のYouTubeチャンネルに公開した動画で、話題のニュースを賛成・否定両方の立場から語る恒例企画「1人賛否」を実施。その中でヒカキンさんがライブ配信の切り抜き動画で「ヒカキンにとっての1億なんて俺の1万円くらいにしか思ってない」というコメントに対し、「違うんだよ。俺にとっての1億のほうがもっと重いから。どんだけきつかったと思ってるのか、稼ぐの。命削ってるっつーの!」などと反論したことに言及した。

粗品さんは、ヒカキンさんに対して「お前はいつも正しいよ」と肯定した一方、「ほななんで、M-1優勝直後の令和ロマンに1500万円相当のプレゼントできるん?」と指摘。ヒカキンさんが動画の企画で初対面の令和ロマンへロレックスの腕時計をプレゼントするなど、M-1の優勝賞金1000万円を超える総額1500万円かけて祝福したことに疑問を呈した。

さらに「お前ん中での1500万円の価値が軽いから、そんなことが平気でできる。もしくはその1500万円も『エグい1500万円やねん』ってお前が思ってるんやとしたら頭おかしいよ? なんでそれ、初対面の令和ロマンにそれできんの?」とまくしたて、「芸人にリスペクトない」「嫌な社長やん、それ」と痛烈に批判していた。

(広告の後にも続きます)

「世間は『聖人』って言うけど…」

今回の動画は、粗品さんの「1人賛否」を模倣した企画「ヒカル賛否」。そこでヒカルさんは、粗品さんによるヒカキン批判のニュースを取り上げ、「俺も大っ嫌いやわ。ああいうの、ほんま」と粗品さんに同調した。続けて「だってM-1の賞金が1000万なわけやん。その1000万を超えるプレゼントをしたらダメでしょって思わん?」といい、「M-1の格を下げてしまうようなことになりかねへんわけやん。良かれと思ってやったんやと思うけど、ヒカキンさんも」「でもズレとるよな、感覚としては」と見解を示した。

さらにヒカルさんは「自分が完全に格上やと思わへんとできひん振る舞いやで、あれって」とも。「俺逆に、令和ロマンさんにできひんもん、そんなこと」「自分の後輩とかにやることやん」と説き、「しかも時計っていうのもなんか…。ちゃんと資産価値のあるものっていうのもなんか、いやらしさマシマシではあるよな」と非難した。

また、ヒカキンさんについて「世間は『聖人』って言うけど、(自分と)同じぐらいゲスいから多分。じゃなかったら両腕にロレックス付けへんから。子どもにロレックス付けへんから」と推察。スタッフより、ヒカキンさんがYouTuberとして成功しているのは一般人と比べてズレた感覚を持っていることも一因ではないかとの声が挙がると、「ズレてるでしょ、普通に。ズレ過ぎやろ、あいつ」と言い放ち、「戻って来いよ。スーパーの店員に戻って来い」と、初心に戻るよう促していた。