ライフプランは「長期」と「目先3年」を組み合わせて
筆者もこれまで数多くのライフプランを作成し、アドバイスをしてきました。そしてその後5年後、10年後を迎えた方々と見直す機会もありましたが、全員がライフプラン通りには進んでいません。
全く予定していなかった転職をした人、見込んでいた子どもの人数が違う人、そして離婚をしたケースなど、やはり将来の不確定要素は多いということを感じています。
よって「長期的にはラフなプランを描き、目先3年前後のライフプランを詳しく数値化する」というやり方が効果的だと感じています。そしてその3年程度のライフプランを、定期的に更新をしていく。更新するたびにライフプランと向き合うことになり、ご自身の考えや価値観が以前より変わっていることに気付くこともあるでしょう。
具体的に〇歳までライフプランを作りましょう、とあえて断言はしていません。今回紹介した考え方などを参考にRさんらしい未来を描いてください。
もちろんライフプランを描きながら将来の準備をすることも大切ですが、同様に今もとても大切です。優先順位をつけながら日々生活していきたいですね。