大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属する「キケ」こと、エンリケ・ヘルナンデス内野手(33)が体調不良のため、2025年3月28日(日本時間)に行われた米本土開幕戦(デトロイト・タイガース戦)を欠場した。
ベッツは原因不明の胃腸炎で東京シリーズ欠場
ドジャースは、主力のムーキー・ベッツ内野手(32)が原因不明の胃腸炎で激やせ。18日に行われた東京の開幕シリーズに出場するため、チームに帯同して来日したが、調整が遅れ欠場した。
ベッツは日本滞在中、体調が回復せず、チーム本体よりも一足先に米国に緊急帰国した。
米メディアによると、帰国後も体調が回復することなく、体重は10キロほど減ったが、本土開幕戦に間に合い、タイガース戦に「2番・ショート」で出場した。
スポーツ紙などの報道によると、ベッツは体調不良となった原因を解明したというが、公には発表されていない。
今回のキケの症状は、嘔吐を繰り返すなどベッツと似ており、関連性が疑われるが、デーブ・ロバーツ監督(52)は、両者の関連性について、地元メディアに、こう語っている。
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「他の選手も最近、鼻づまりやそのようなものに悩まされている」
地元メディア「ドジャースネーション」(ウェブ版)によると、ロバーツ監督(52)は「もしルナンデスがベッツの病気にかかったとしたら、もっと早くなっていただろう。他の選手も最近、鼻づまりやそのようなものに悩まされている」と説明したという。
このような状況の中、米スポーツ専門局「ESPN」のバスター・オルニー記者が28日、自身のSNSを更新し、キケが「胃腸炎」を患っている可能性があると指摘した。
キケはチームのムードメーカーで、東京での開幕シリーズでは2試合ともに出場し、第2戦目では今シーズン第1号本塁打を記録し、チームの勝利に貢献した。
なお、チームは本拠地ドジャースタジアムで行われた本土開幕戦のタイガース戦を5-4で制し、開幕3連勝。「1番・DH」で先発した大谷翔平選手(30)は、4-3で迎えた7回、今シーズン第2号本塁打。これが決勝点となった。