文具のとびら編集部

コクヨは、罫線部分と無地部分の境界が曖昧なことで、使い手の論理的な思考と直感的な感受性が緩やかに融合するノート「EMBRACE NOTE(エンブレイスノート)」を、2025年3月19日からコクヨ直営店(THINK OF THINGS、THE CAMPUS SHOP、KOKUYODOORS)と公式オンラインショップで販売している。価格は税込990円。

罫線がグラデーションに

「EMBRACE NOTE」は中紙の罫線の色が左から右にかけて徐々に薄くなり、罫線と無地部分の境界を曖昧にすることで新しい使用シーンを生み出すノート。中紙のデザインは波打ち際をイメージし、罫線に書くものと無地部分に書くものが緩やかに混ざり合う。罫線がグラデーションになっていることでイラストや文字が「はみ出す」という意識が薄れ、自由でありながらも整理されたノートを作ることができる。情報を分けすぎず、そして混ぜすぎないことで、情報の多様さを受け入れつつ整理がしやすい、新しい形のノートとなっている。

左側に文字、右側に図やイラストを描く使い方や、左側で思考の整理をし、右側で思考の発散をさせる使い方など様々な使い方が考えられる。また、見開き性のよい製本仕様になっており、綴じ部分までページを広く使うことができる。A5サイズでコンパクトながら、見開きでA4サイズとして使うことも可能。

なお、同ノートは、コクヨが主催するプロダクトデザインの国際コンペティション「コクヨデザインアワード2023」で優秀賞を受賞した、中国のデザイナーGuo Chenkai(カク・シンガイ)氏の作品を製品化したもの。

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