ジョナサン・アンダーソンがロエベで手がけた歴史に残る9つの作品

2025年3月17日(現地時間)、ロエベは2013年以来、11年間クリエイティブ・ディレクターを務めてきたジョナサン・アンダーソンの退任を発表した。彼が生み出した数々のアイコニックなアイテムの中から、厳選の9品を紹介する。マリ・クレール インターナショナルのフランス版デジタル記事よりお届け。

2013年から2025年まで、アイルランド人のジョナサン・アンダーソンは、10年あまりにわたり、その創造性を活かして、ロエベのウィメンズおよびメンズコレクションに新たな活力を与えてきた。 彼が在任中の9つの忘れられないデザインを振り返る。

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11年間、ロエベのクリエイティブ・ディレクターを務めたジョナサン・アンダーソンは、業界で尊敬を集めるリーダーとなった。彼の功績は? 1996年にLVMHが買収したこのスペインのブランドを魅力的なものにしたことだ。これは単なる比喩表現ではない。アイルランド人デザイナーの指揮のもと、ロエベは世界で最も人気の高いブランドのひとつとなった。その証拠に、2023年と2024年にはLyst Index(ファッションサーチプラットフォームLystが四半期ごとに発表するブランドランキング)で2度トップに輝いた。

ジョナサン・アンダーソンがブランドを去った今も、アイコニックなアイテムは残されており、すでに忘れがたいクリエイティブな時代を象徴する証しとなっている。

1. パズルバッグ

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ジョナサン・アンダーソンによるロエベのアイコニックなバッグの第1号だ。このスクエア形のバッグは、ラムスキンのあちこちにラインが描かれていることからもわかるように、折り紙の芸術を反映している。ロエベは2025年2月、このカルト的な人気を誇るアイテムの10周年を記念して、さらに軽量なモデル「フェザーライト パズル」を発表した。

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2. テイラー・ラッセルが着用した木のようなビスチェ

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2024年のメットガラのスポンサーを務めたロエベは、レッドカーペットで注目を集めた。俳優テイラー・ラッセルが着用した、木の幹を模したビスチェを生み出したジョナサン・アンダーソンのおかげだ。まるで木でできているかのように見えるこのシルエットは、実際には3D技術で成型されたレザーでできている。