プレゼンテーションは楽しい【マリ・クレールデジタル編集長のパリコレ日記】

2025-26年秋冬パリ・ファッションウィークが3月3日から11日まで開催されました。期間中、公式スケジュールで100余のブランドが最新作をショー形式やプレゼンテーションなどで発表。この期間はファッション関連のイベントも行われました。ファッションだけでなく、街で見かけた面白いモノやコトをつづっていきます。今回はDAY 4。

ディオール(ファインジュエリー)

凱旋門を横目で見ながら、ディオールのファインジュエリーと時計のプレゼンテーションへ。ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌが手がけるジュエリーは色がたくさん使われ、心はずむデザインです。

また、バラの花にオマージュをささげ、茎を抽象的なデザインに落とし込んだ「ボワ ドゥ ローズ」もモダンな美しさがあります。

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ランチミーティング

ファッションウィークの期間中、マリ・クレールインターナショナルのメンバーとのランチミーティングは定例となりました。みんなショーや展示会を巡っているので大忙し。時間を合わせるのは至難の業。今回は次に行く展示会への道のりを考えて、左岸の7区で。おいしいレストランやカフェが集まる商業施設「ボー・パッサージュ」にあるシーフードレストラン「Mersea」に行きました。さくっと食べられる、この店の看板メニューのフィッシュ・アンド・チップスを注文。脂っこくなく、おいしかった。

時間に余裕があったので、おなじ敷地内にある「ピエール・エルメ」のサロン・ド・テへ。ここでは、飲み物とマカロン2個のセットを選び、最近の各国の取り組みやファッション界をめぐる状況などについて話し合いました。

この「ボー・パッサージュ」は、左岸の人通りの多い地域にあるにもかかわらず、緑がいっぱいで、しかも静か。ショー会場の喧騒(けんそう)を忘れそうな雰囲気でした。