50代からの【服を手放す4大基準】衣替えのタイミングで洋服を減らすコツ

「もったいないから服を捨てられない!収納がパンパン」と悩んでいる人は、衣替えこそ服を片付けるチャンスです。ファッションデザイナーの横森美奈子さんに衣替えのコツ・服を手放す基準を教わり、読者の荘司善美さんが洋服の片付けに挑戦しました。

横森美奈子さんのプロフィール

よこもり・みなこ 1949(昭和24)年生まれ。(株)BIGIで「MELROSE」等のチーフデザイナーを歴任。2002年「smart pink」ブランドディレクター。13年にショップチャンネルで「MINAKO★YOKOMORI」を開始。最新刊は『間違いだらけの大人のおしゃれ』(集英社刊)。

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「いつか着るかも」はNG!今素敵に見えない服は捨てる

今回クローゼットの片付けに挑戦したのは、2014年に一軒家から3LDKのマンションに引っ越し、夫と二人暮らしの荘司さんです。

荘司善美さん(取材当時62歳)

引っ越しの際にかなり服を処分したものの、その後も年々服がたまっているそう。その量は、クローゼットや棚の他にハンガーラック2つ分も……。

ハンガーラックが場所を取ってしまうため、床に十分なスペースがなく、ハンガーラックの後ろにある棚には、小物入れを重ねて置いている状態です。

「もう似合わないと感じる服もたくさんあるのですが、何年か後に流行が巡って、いつか着るかもと思うと、なかなか服が捨てられない」と言います。

そんな荘司さんに、横森さんは「流行は繰り返す? いいえ、同じ人の中で流行は繰り返しません」と断言します。

「誰でもおしゃれに見えたいですよね。そしたら簡単。今素敵に見えない服は必要ないのです。物がない時代ではないので、必要以上に洋服をため込まないこと。手放すときに理由をしっかり肝に銘じておけば、次のお買い物のときに失敗しません」