【幸せな老後に】150人の本音アンケート「熟年夫婦、愛はある?」

50~60代の女性150名に「夫婦関係」についての本音を聞きました! 穏やかな愛情や家族愛がある半面、将来への不安や相手への不満も噴出……。「夫婦関係」特集の第1回目は、なかなか表に出てこない、50~60代夫婦のリアルな姿をひもときます。

50代の夫婦関係は折り返し地点!夫婦関係見直し特集です

2021年7月、鈴木保奈美さん(54歳)と石橋貴明さん(59歳)が、「子育てがひと段落したのを機に」という理由で離婚を発表。

人生100年時代ですから、単純に2で割っても、50歳代は折り返し地点。子育ては卒業するものの、親の介護に直面したり、夫や自分の定年が見えてきたり。本格的な年金生活に突入する前に、ぜひやっておきたいのが「夫婦生活の見直し」作業ではないでしょうか。

これから先の人生を、楽しく、ストレスなく過ごすために、どんな夫婦像を目指したらいいのか。この特集では、50代60代女性の本音や、夫婦問題カウンセラー、精神科医といった専門家の意見も交えながら考えていきます。みなさんも一緒に考えてみませんか?

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読者アンケートから読み解く「熟年夫婦の愛の変遷」

お互いを、最後に名前で呼び合ったのは、いつですか? いつしか「お父さん」「お母さん」になっていませんか?

2021年6月、ハルメクのモニター組織「ハルトモ」150名を対象に「『夫婦関係に関するインターネットアンケート」を実施しました。女性150人(50~54歳=14人、55~59歳=32人、60~64歳87人、65~69歳17人)から回答を得ました。

そこから見えてきたのは、穏やかな愛情や家族愛。けれど、細かく質問を重ねていくと、将来への不安や相手への不満も顔を出してきました。