
画像はイメージ(Flicker/
Rebecca Siegel )
スコットランド南西部エアシャーの海岸に、巨大なヘビのような生物の死骸が打ち上げられ、正体をめぐって憶測が広がっています。
イギリス紙「The Sun」など複数のメディアで報じられました。
海岸に打ち上げられた謎の物体
発見したのは、アーディア・ビーチを犬とともに散歩していた女性ルイーズ・ジョイスさん。
最初はウナギかと思われましたが、模様や鱗の質感からルイーズさんは「明らかにヘビだった」と振り返っています。
死骸はすでに頭部と腹部を失っており、他の動物に襲われた痕跡がありました。
同メディアなどによると海洋生物とは考えにくいとされ、残された特徴からアミメニシキヘビやボアコンストリクターなど、海外原産の大型ヘビである可能性が指摘されています。
アミメニシキヘビは東南アジアに、ボアコンストリクターは中南米に生息する種類。
いずれもスコットランドのような寒冷な地域で自然に生息することは不可能です。
こうした背景から、ペットとして飼われていた個体が死亡し、処分に困って海へ捨てられたか、 違法な輸入を恐れた誰かが港に着く前に投棄した可能性があるとみられています。
この出来事に、世間では「インドニシキヘビの可能性がある」「違法性が疑われる」といった声も聞かれています。