
画像はイメージ(Flicker/ Andrew S)
インド東部オディシャ州で、過去最大級とされる巨大なヘビが目撃されました。
この出来事は、地元メディア「Nirapekshya News」など複数の報道機関によって伝えられています。
フェンスに絡まっていたのは過去最大級のヘビ
ヘビが発見されたのは、ビタルカニカ国立公園近くのラジェンドラナラヤンプール村。
マングローブ林に設置された鉄製フェンスに絡まり、動けなくなっていたニシキヘビを、住民が大雨の中で見つけたといいます。
通報を受けて現場に駆けつけたのは、森林局のマナス・クマール・ダス補佐官が率いる8人の救助チーム。
約3時間にわたる慎重な作業の末、地域では過去最大級となる体長約5.6mのオスのヘビが無事保護されました。
ヘビは頭に軽い怪我があったものの、攻撃的な様子はなかったそうです。
現在はダンガマラの森林局施設で獣医師の手当てを受けており、回復次第、再び自然環境に放される予定です。
このヘビはインドニシキヘビとみられ、インド亜大陸から東南アジアにかけての熱帯・亜熱帯地域に分布する大型種として知られています。
哺乳類を好んで捕食しますが、動きが遅く温厚な性格だといい、当局は生態系に不可欠な存在として、ヘビに危害を加えないよう住民に呼びかけています。
この出来事にSNS上では、「このサイズ、何人くらい飲み込んだ?」「助ける必要あるのかな。放置していてもよかったのでは」「デカすぎて怖い」といった驚きや皮肉まじりの声も見られました。