
画像はイメージ(Flicker/
Miss Izs )
中国製とみられる神奈川県警の制服を着た中国人男性のSNS投稿が、日中双方で波紋を広げています。
この件は、香港の有力紙「South China Morning Post(SCMP)」などが報じました。
神奈川県警の制服を着る中国人
投稿された写真には、神奈川県警のロゴが入った防刃ベストや、肩章付きの青いシャツを着た男性の姿が写っています。
さらに、警察用ベルト、ホルスター、警棒に加え、無線機や腕章、日本語表記の名札のような識別票まで確認できます。
その完成度は非常に高く、本物の警察官と見間違えるほどで、日本国内では「公共の安全を脅かしかねない」との懸念の声が上がっています。
同メディアはこの件について、「中国製とされる偽の日本の警察官制服が、現実の犯罪への懸念を巻き起こしている」と報道。
また、本物と見分けがつかない巧妙な偽装が公共秩序に与える影響は無視できず、警戒が必要だと警鐘を鳴らしました。
さらに、日本の現行刑法では、警察官になりすます行為は違法とされており、処罰の対象となることも明記しています。
この件に対し、ネット上ではさまざまな意見が飛び交いました。
「今やネットで何でも手に入る時代」「世界中のコスチュームショップは肩身が狭いね」といった皮肉交じりのコメントや、「中国製かもしれないけど、注文してるのは日本の反社会勢力じゃないの?」とする指摘も見られました。
また、「バカげた記事だ。これはただのコスプレで、人々が勝手に悪い方に考えすぎているだけ」「日本は子供が5歳でも1人で通学できるほど安全な国」と、報道の過剰反応を批判する声も寄せられていました。