“元グラドル”セクシー女優が「こっちの業界の方が健全」だと語る理由。イメージDVD撮影で「違和感だった」経験とは

2022年3月、41歳でセクシー女優デビューした、白河花清(しらかわ かすみ)さん。

セクシー女優デビューの前は、2年ほどグラドルとして活動していたといいます。

171㎝の長身と抜群のスタイルで、グラドルとしても大人気……と思いきや、グラドルとしてはいまいちパッとせず。

その後セクシー女優デビューを決めたわけですが、白河さんがグラドルを辞めたのは「グラドル業界の裏側」を目の当たりにしてしまったのが大きな原因なのです。


白河花清

◆39歳でグラビアアイドルになった

――白河さんはセクシー女優デビューの前にグラドルとしても活動されていますよね。

白河花清(以下、白河):はい、別名義ですが、活動していました。

39歳のグラビア業界デビューで、ニュースになったりもしたんですよ。

でも結局、グラドルでは自分の思い描いていた未来にはたどり着けないと思って、セクシー女優に転身したんです。

――白河さんが「思い描いていた未来」とは、具体的には?

白河:自分としてはもっと有名になって、年齢を理由にいろいろと諦めてしまう方の背中を押したい、「諦めないで」と応援したいって考えていたんです。でも、グラドルとしての限界が見えてきて…現実を知りましたね(笑)。

そもそもグラビア界の「キラキラした世界」が、自分に合わなかったかな、とも思います。

かわいらしさや華やかさ、いわゆる「アイドル性」が求められるんですけど、それを私がやるとどうしても、自分を偽っている感じが出てしまって。

――キャピキャピの自分を演じている、みたいな感じですか。

白河:そう、そこに居心地の悪さを感じてしまって。あとはグラドル業界の「裏の面」と言うか……。そういうところも見えてきて、それに納得がいかないって部分もありました。

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◆「太いファン」とつながるグラドルも


――ちょっとキナ臭い話になってきましたね。たとえば?

白河:たくさんグラドルが集まるイベントとかだと、実は裏ではバチバチで。

「他人を蹴落としてでも、自分が上に行く!」って覚悟がある子じゃないと、目立てない。

でもお客さんの前では、みんなニコニコ。そんな表と裏のギャップが、見ていて苦しくて。

――白河さんは、もう見た目の雰囲気から「自分が目立つ!」ってタイプじゃないですもんね。「他人を蹴落とす」って、具体的にどんなことが?

白河:たとえば、ファン投票で競い合う場合がありますよね。

そういうときは、結局お金がある「太いファン」の力が大きくて。

それで女の子によっては、そういう太いファンに距離感近めの過剰サービスをする、とか。イベントだけならともかく、プライベートで太いファンと「つながっちゃう」子なんかもいるんです。