【一緒or別々】「夫婦の寝室事情」多数派はどっち?

第3306回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
夫婦になり、ひとつ屋根の下で暮らすようになると、「寝室をどうするか」という問題が発生します。「ひとりじゃないと眠れない」「ラブラブだから一緒に寝たい」「間取り的に一緒に寝ないといけない」など、色んな事情があるものですが、世の夫婦たちはどっち派が多いのでしょうか?

「同室」が優勢?

さっそく、ウェブサイト「リビンマッチ」を運営する株式会社リビン・テクノロジーズが、1月8日に発表した「夫婦の寝室事情についての調査」(「リビンマッチ」を利用した30歳以上の子持ち既婚者男女全国268人)を参考に見ていきましょう。

同調査によると、「同室」との回答が57.5%、「別室」との回答が42.5%と、若干ではありますが、一緒に寝ている夫婦が多数派のようです。

別々に寝る理由は?

また同調査では、夫婦の寝室が「別室」と回答した人を対象に、その理由も聞いているのですが、その結果は以下の通り。

1位は、「ゆっくり寝たい」で約4割が回答。いくらパートナーとはいえ、たしかに隣に人がいるとのびのびと寝られないかも…。2位の「配偶者と生活のリズムが異なる」も38.6%と、約4割。「夫が帰宅するころには、すでに家族は寝ている」という話もよく耳にするので、寝室を別にすることで工夫をしているんですね。

筆者が個人的に安心したのは、「配偶者と仲が悪い」の項目はわずか4.4%だったこと。夫婦仲が険悪だから別室で寝るという夫婦は少ないことがわかりました。

ちなみに「結婚して何年後に別室で寝るようになったか」については、1~50年目の項目のうち、「10年目」が18.4%、「20年目」が14.9%、「30年目」が10.5%となっており、節目の年に切り替える夫婦が多いということも判明しています。

こうした夫婦の問題は、「人それぞれ」といわれればその通りですが、データで見ると面白いですね。
(文・奈古善晴/考務店)

参考:ValuePress!リビン・テクノロジーズ株式会社「夫婦の寝室事情」

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。