妊娠〜授乳中はパンパンに上を向いていたおっぱいも、お子さんが母乳を卒業するのと同時にすっかり頭をもたげてしまって……という悲しいお話をよく聞きますが、出産を控えるプレママさんや絶賛授乳中の新米ママさんたちにとっては実際どんなふうになるのか不安ですよね。そこで、卒乳・断乳したお子さんをお持ちの先輩ママさんたちを対象に、実際のおっぱいの様子やケアの方法についてアンケート調査をおこないました。おっぱいの変化の具合やケアの効果についてなど、リアルな声をたくさん聞けましたよ!
授乳によるおっぱいの劣化がやばい……
授乳中は人生で最高潮の豊満さを誇っていたバストも、卒乳・断乳したあと、お風呂の鏡でふと見ると、まるで詰め物がとれてしまったかのような残念な状態になっていた……。なんていうホラーな話をよく聞きますが、それって本当なのでしょうか?
「本当におっぱい劣化しちゃうの? それってどのくらい?? 」と、にわかに信じられず不安を抱える妊娠中または絶賛授乳中のママさん、刮目してください。

これがリアルなアンケート調査結果です! なんと半数近くが「しぼんだ」と回答しています。さらに「張りがなくなった」「垂れた」「左右にサイズが変わった」など、91.6%もの人がマイナスの変化を感じているのです。中には2カップ変わってしまったという人も……。
そうなってしまったときのことを考えると、ショックですよね。おっぱいが垂れたりしぼんだりするだけで、何十歳も年を取ったような気分にさせられます。
しかし! まだ諦めないでください。適切なケアによって変化を最小限に食い止めることができるかもしれません。
おっぱいケアはいつから必要?

「鉄は熱いうちに打て」理論で、卒乳・断乳後すぐにケアを始めるママさんは多いようですね! 早いほうが効果的ということでしょうか。
ちなみに、ここでいう「ケア」とは美容としてのケアであり、もちろん医療的なケアは別途必要です。たとえば、なんらかの理由で急激な断乳をしなければいけなくなったとき。
「突然、母乳育児をやめることによっておっぱいが張ったり、乳腺炎になったりなどのトラブルが生じる可能性があります。そのため、乳房が軽くなる程度に母乳をしぼったり、冷やしたりなどのケアが必要になります。病気の治療など、一刻も早く断乳しないといけないような状況では、母乳の分泌を抑えるお薬を内服することもあります」(解説:助産師 REIKO)
乳腺炎などのトラブルがあると、もはやおっぱいの形どころではなくなってしまいます。そのときは母乳外来の助産師や、産婦人科の医師の指示に従いましょう。また、実際にそうなってしまう前に、授乳中から気をつけてお手入れしておくことも大切です。
※参考: 基礎知識(ベビー)「断乳と卒乳の違いとは?母乳育児の終え方について」
配信: ベビーカレンダー(パパママ)