ダイエットだけではない!こんにゃくは肌乾燥にも強い味方?!

第32回 注目のアンチエイジング情報をまとめてチェック!
こんにゃくの美容効果というと、真っ先に思い浮かぶのはダイエットではないでしょうか?食物繊維が豊富で低カロリーのこんにゃくは、こんにゃく麺などのヘルシー食材でもお馴染みですが、こんにゃくにはもうひとつ嬉しい美容効果があります。寒さが増してくると気になるお肌の乾燥。こんにゃくは乾燥対策にもピッタリなんです!

乾燥に負けない!潤い美肌には食べる保湿剤「こんにゃく」

お肌のうるおいに関係深い成分は、セラミドです。

セラミドは、角質層の細胞と細胞の隙間を埋めつなぎ合わせている細胞間脂質の主な成分です。お肌の水分保持やバリア機能を高めるとされ、乾燥肌対策に欠かせないそう。

セラミドは年齢とともに量が減っていき、50代では20代の半分になると言われているため、意識的に補わないとセラミド不足で乾燥が進行し、シワなどの原因にもなりかねません。

そこでセラミドを補うのに適しているのは、ダイエット効果なども期待できる食材でもおなじみの「こんにゃく」です。こんにゃくは、セラミドの原料となる植物性グルコシルセラミドが豊富に含まれておりお肌の水分保持やバリア機能を高めると言われています。また、かゆみを引き起こす神経に働きかけてかゆみの発生や改善効果が期待できます。

ダイエットだけではない!こんにゃくは肌乾燥にも強い味方?!

こんにゃくのセラミド効果を最大限引き出す選び方と美肌レシピ

◆セラミドを効果的に摂取できるこんにゃくの選び方
こんにゃくは、どこのスーパーでも手軽に購入できる食材。美肌効果を引き出すセラミドを効果的に摂取するためにはこんにゃくの選び方に気をつけましょう。

こんにゃくは、こんにゃく芋を乾燥させたこんにゃく粉から作られるものと生のこんにゃく芋から作られるものがあります。セラミドはこんにゃく芋の皮の部分に多く含まれているため、皮の部分が含まれる生のこんにゃく芋から作られているものを選びましょう。

◆こんにゃくと野菜のビューティーポタージュ
<材料>
こんにゃく 100g
セロリ(筋を取り薄切り) 50g
ズッキーニ(薄切り) 50g
トマト水煮 100g
オリーブオイル 適量
塩・こしょう 適量
ローリエ 1枚

<作り方>
1.こんにゃくを水から火にかけ、1分程沸騰させて水気をよく切り、千切りする。
2.鍋にオリーブオイルを入れ熱し、セロリとズッキーニを炒め、しんなりしたらトマトの水煮を加え一煮立ちさせ、火から下ろす。
3.2と1をミキサーで滑らかになるまで攪拌する。
4.3を鍋に戻し温め、塩、こしょうで味を整えて完成です。

〈ポイント〉
お好みで冷製スープにしてもOK!こんにゃくは凝固剤により固められており消化吸収がよくありませんが、ミキサーで滑らかになるまで攪拌することで消化吸収を助けます。

いかがでしたか?食物繊維も豊富で低カロリー、その上美肌効果も期待できるお財布にも優しいこんにゃく。汁物や副菜、おつまみなど様々な用途に使いやすいので、乾燥が気になる冬の献立に取り入れてみませんか?

ダイエットだけではない!こんにゃくは肌乾燥にも強い味方?!

■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。

この記事を監修した人

日本ビューティーフード協会 代表理事 鈴木梨沙
日本ビューティーフード協会 代表理事 鈴木梨沙
体の内側から整えキレイと幸せをかなえる一生持続可能な食事を提案する専門家として、延べ1200名以上の方にセミナー講演会を実施。著書「美女になる簡単ヘルシーダイエットBook」がある。
体の内側から整えキレイと幸せをかなえる一生持続可能な食事を提案する専門家として、延べ1200名以上の方にセミナー講演会を実施。著書「美女になる簡単ヘルシーダイエットBook」がある。

この記事を書いた人

藤井 瑠美
日本ビューティーフード協会
日本ビューティーフード協会インストラクター・栄養士・フードコーディネーター・フィンガーフードプロフェッショナル・1児の母として子どもの才能を開花させる食を提案している。
日本ビューティーフード協会インストラクター・栄養士・フードコーディネーター・フィンガーフードプロフェッショナル・1児の母として子どもの才能を開花させる食を提案している。