ドライ無花果に含まれる栄養素に注目!
花を咲かすせずに実をつけるように見えることから、その名称がつけられた「無花果(イチジク)」。不老不死の果物と呼ばれているほど栄養価が高い食材です。乾燥させることで栄養がぎゅっと凝縮されるため、生で食べる時よりも効率良く栄養チャージすることができるでしょう。
■ドライ無花果に含まれる栄養素
<ポリフェノール>
ポリフェノールの仲間「アントシアニン」には、強い抗酸化作用によってしわやたるみの原因となるフリーラジカル(活性酸素)を除去する働きが期待できます。
<ミネラル>
体内の余分な塩分や水分を体外に排出してむくみを改善する「カリウム」、女性に多い貧血を防ぐ「鉄分」などのミネラルが含まれています。
<食物繊維>
ドライ無花果には、生の無花果の約5倍も食物繊維が含まれているそう。血糖値の急な上昇を抑える「水溶性食物繊維」と腸の蠕動運動を活発化し便秘改善をサポートする「不溶性食物繊維」の両方が含まれています。
炊飯器で作る「ドライ無花果入りチーズケーキ」
炊飯器で簡単に作れる「ドライ無花果入りチーズケーキ」のレシピをご紹介します。お好みでジャムやホイップクリームを添えてお召し上がりください。
■ドライ無花果入りチーズケーキの作り方
<材料>
・ドライ無花果 2〜3個
・クリームチーズ 200g
・無糖ヨーグルト 200g
・卵 2個
・小麦粉 大さじ3
・上白糖 80g
・レモン汁 大さじ1
<作り方>
1. クリームチーズは室温に戻し、ドライ無花果は細かくみじん切りにします。
2. レモン汁とドライ無花果以外の材料をすべてミキサーに入れ、攪拌させます。
3. 2を炊飯器に移し、レモン汁とドライ無花果を加えてさっと混ぜ合わせます。
4. 炊飯器の通常モードで2回加熱し、焼きあがったら竹串で真ん中を刺し、中まで火が通っているか確認しましょう。
5. 粗熱が取れたらお釜ごとひっくり返してお皿に移し、冷蔵庫で冷やして召し上がってください。
ドライ無花果は天気が良い日に3日間ほど天日干し(早く乾燥するように縦半分にカットしましょう)をするだけで、自宅でも簡単に作ることができますよ。
これから旬を迎えスーパーなどでも手に入りやすくなるので、ぜひ栄養価の高い無花果を味わってくださいね。