絶対ダメとは言いづらい小学生だけの外食
ネット上を見てみると、「子どもが友だちから外食の誘いを受けるようになったけど、行かせていいものなのか」、「子どもがひとりで外食をしようとしているけど、早すぎるように思う」などのような悩みを持つ小学生ママたちが散見されます。
小学生の子どもが“友だちとだけ”や“ひとりだけ”で外食することは、なんとなく早い気もしますが、視点を変えれば自立心の成長や社会をのぞき見するためには有効そうな気も…。一概に「絶対ダメ」とは言いづらい問題なだけに、他のママたちの考えを知りたい様子。
多くのママたちは小学生だけの外食はダメ派
前述のような悩みに対して寄せられているママたちのコメントを見てみると、多くの人たちは「小学生だけでの外食はダメ」派。理由としては、「そもそも通っている小学校で禁止されている」や「マナーを守れない」といったことが挙げられます。
とくにマナーに関しては、日ごろファストフード店などで見かける子どもたちだけの集団を見ると、マナーが悪い場合が多く、周りのお客さんに迷惑をかけているケースを頻繁に目撃するため、我が子には「外食はまだ早い」と考えるママが多いようです。
一方で、「小学生だけでの外食はOK」派の意見としては、“マナーを守れるなら”という前提で許しているのだとか。他にも、「本当はさせたくないけど、習い事の前に外食で軽食を食べさせるようにしている」といった声もあります。
つまり、子どもたちの遊び場やたまり場としての外食はNGだけれど、マナーを守りながら“食事をする”という観点であれば、場合によってはOKと言えるのかもしれません。
大人になると、外食は珍しいことではありませんが、小学生にとっては、“ちょっと大人になった気分を味わえる”行為のはず。みなさんは、小学生だけの外食はアリですか? それともナシですか?
(文・山手チカコ/考務店)