こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。果物を食べると、幸せな気持ちになりませんか? あの気持ちは果物という食べ物の持つ大きな力だと私は思っています。ぜひ、赤ちゃんにも食べさせたい食材のひとつです。
そんな果物ですが、果物とひとことで言ってもたくさんの果物があります。赤ちゃんは果物をいつから食べられるようになるでしょうか。今日は、代表的な果物を中心に、いつから食べられるのか、何に注意したらいいのかをお話しします。
果物はいつから食べられる?与え方と注意点
■みかん
離乳食初期ごろから食べられます。柑橘類すべてに当てはまりますが、薄皮をむいて使いましょう。
■りんご
離乳食初期ごろから食べられます。すりおろしたり、煮たりして食べやすくなります。食物アレルギー20品目食品のひとつなので、与えるときは慎重に少量からにしましょう。
■いちご
離乳食初期ごろから食べられます。最初は種を取ってすりつぶして与えます。種を取る際は、裏ごしすると種もかんたんに取り除けます。離乳食中期以降は、包丁で皮をむく要領で薄く切りましょう。
■バナナ
離乳食初期ごろから食べられます。お出かけ時やおやつにも重宝しますね。食物アレルギー20品目食品なので、初めて与えるときは慎重に少量からにしましょう。
■もも
離乳食初期ごろから食べられます。食物アレルギー20品目食品なので、初めて与えるときは慎重に少量からにしましょう。
■すいか
離乳食初期ごろから食べられます。離乳食初期は、種を取り除いて果汁にするといいですよ。
■キウイフルーツ
離乳食中期ごろから食べられます。最初は種を取り除きます。食物アレルギー20品目食品のひとつなので、初めて与えるときは慎重に少量からにしましょう。
■ぶどう
離乳食中期ごろから食べられます。種を取り除き、小さく切りましょう。幼児期になっても、切らずにそのままだと誤嚥の恐れがあるので、切ってあげましょう。
■パイナップル、マンゴー
アレルギーの心配があるので離乳食期は食べさせません。
※参照元:ベビーカレンダー「果物類で赤ちゃんが食べられるもの」〈 https://baby-calendar.jp/baby-food-guide/15 〉
代表的な果物を中心に、いつから食べられるのか、何に注意したらいいのかを紹介しました。食べられるようになる時期と食べ方を守って、おいしく食べてくださいね。
著者:離乳食インストラクター協会代表理事・保育士 中田馨
保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。
配信: ベビーカレンダー(レシピ)
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