こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。良質のたんぱく源のひとつの大豆。その大豆から作られた大豆製品は、赤ちゃんにおすすめできるもののひとつでもあります。
大豆製品とひと言で言っても、いろいろなものがありますが、それぞれいつから赤ちゃんは食べられるのでしょうか?
この大豆製品はいつから食べられる?その調理方法と注意点
大豆は食物アレルギー20品目食品のうちのひとつです。初めて食べるときは小さじ1から。食べたあとは体調を観察しましょう。
・絹ごし豆腐
離乳食初期後半ごろから食べられます。おかゆ、野菜に慣れてからスタートです。絹ごし豆腐はなめらかで舌触りもよく、赤ちゃんのおすすめできる大豆製品です。冷ややっこで与えるのではなく、熱湯(沸騰しただし)で必ず湯がきましょう 。
・木綿豆腐
離乳食初期後半ごろから食べられます。絹ごし豆腐よりも栄養価が高いのですが固いので、絹ごし豆腐に慣れてから食べ始めましょう。周りの部分がとくに固いので切り落とすと食べやすくなります。
・納豆
離乳食中期ごろから食べられます。粘りを少し少なくするために湯通ししてから加熱調理をします。細かく切るか、ひきわり納豆を使いましょう。
・高野豆腐
離乳食中期ごろから食べられます。おろし金ですりおろして粉にすると食べやすいです。すりおろした高野豆腐は、ほんのりとしたとろみ付けにもなります。
・きな粉
離乳食初期後半ごろから食べられます。粉っぽさがのどに引っかかるので、水分の多いものと混ぜ合わせることからはじめましょう。きな粉を混ぜることで、風味がついておいしくなりますよ!私の娘はヨーグルトに混ぜるのが大好きでした。
・豆乳
離乳食中期ごろから食べられます。飲み物としてではなく調理として使いましょう。お味噌汁やポテトサラダなどにほんの少し入れるだけで、風味が変わりおいしさがアップします!
・厚あげ、薄あげ、がんもなど
離乳食期には不向きです。
※参照元:ベビーカレンダー「大豆・大豆製品・豆類で赤ちゃんが食べられるもの」〈 https://baby-calendar.jp/baby-food-guide/4 〉
大豆製品は、手軽に使えて食べやすく、赤ちゃんがよろこんで食べてくれる食べ物のひとつです。ぜひ、取り入れてみてくださいね!
著者:離乳食インストラクター協会代表理事・保育士 中田馨
保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。
配信: ベビーカレンダー(レシピ)