マタニティインナー、いつから?
妊娠初期は「おなかもそれほど大きくないから」といって、いつものインナーを着用していませんか? 妊婦さんのからだは日々変化しています。「まだ大丈夫」と先延ばしにするよりも、早めにマタニティ用のインナーに切り替えておくと、マタニティライフも快適に過ごせます。
妊娠3ヵ月頃になると、バストが張ったり、つわりで締めつけ感が気になる人もいるでしょう。妊娠4ヵ月に入るとおなかも少しふくらんできます。いつものインナーの着け心地に違和感を感じたら、そのときが切り替えどき。まだの妊婦さんは用意しましょう。
最小限、用意したいマタニティインナーは?
一般のインナーは、からだのラインを美しく整えるもの。マタニティ用のショーツやブラジャーは、妊婦さんのからだの変化や着心地を配慮した機能で、おなかの赤ちゃんをやさしくガードすることが大きな役割です。
マタニティショーツであれば、おなかをすっぽり包み込み、これから大きくなるおなかにも対応する伸縮機能が特徴。マタニティブラジャーは、適度なホールド力でサイズアップしたバストを垂れないように支える役割があり、妊娠中から卒乳までの長い期間使えます。そして妊婦帯は、おなかを支えて腰の負担をやわらげるだけでなく、産後の筋肉や皮膚を元の状態に戻りやすくする働きが期待されるので、ぜひ用意しておきたいアイテムです。
おなかまわりを冷やさないためにもおすすめ! 小さいインナーでからだを締めつけていると余計に気分がすぐれないこともあります。少しでもからだに負担がかからないよう、妊娠中は機能面からインナーを選んでみましょう。
産後のスタイルアップ準備も忘れずに!
まだ先のお話になりますが、産後のからだを元の状態に近づけてくれるリフォームインナーも、出産前に用意しておくとよいでしょう。
「産後、体型がなかなか戻らない」というお悩みは思った以上に多いもの。そのような状況に陥らないためには、出産で開いた骨盤をなるべく早い段階で元の位置に戻してあげることが大切。
リフォームインナーで補正するとボディラインが整いやすいといわれます。無理なく、体調をみながら、体型にあったサイズのものを用意しておきましょう。