離乳食中期からはじめよう!「卵」の進め方【管理栄養士に相談】

離乳食中期からはじめよう!「卵」の進め方【管理栄養士に相談】

ベビーカレンダーの人気コンテンツ【管理栄養士に相談】の中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、離乳食をスタートした赤ちゃんが必ず通る道、“卵”についての相談です。

離乳食中期からはじめる!卵の上手な進め方

卵は「完全栄養食品」と言われ、たんぱく質や必須アミノ酸、ビタミンCなどの栄養素がバランスよく含まれた食べ物です。毎日の離乳食にもぜひ取り入れたいところですが、特定原材料7品目のうちのひとつでもあるため、アレルギーが心配でなかなか卵に挑戦できないというママも多いのではないかと思います。

それでも赤ちゃんが食べられるものが増えるにつれ、離乳食を作っているときなど、“ここで卵を使えたらいいのにな”と思うことはありませんか? もっと大きくなったら、オムライスや卵焼き、卵かけごはんも食べさせてあげたいですよね。

そのためにも、ぜひ卵の練習をはじめてみてください。最初に卵をあげるときの方法やその後の進め方をしっかり知って実践してみましょう。

離乳食は、かたゆでの黄身から少量ずつ

卵には、卵黄と卵白があります。食物アレルギーで問題になるのは、卵白に含まれているたんぱく質です。このため、離乳食では、しっかりと火を通したゆで卵の卵黄の部分を食べることからスタート。生後7〜8カ月ごろを目安に、小さじ1/4程度のごく少量からはじめ、赤ちゃんの体調に変化がなければじょじょに量を増やしていきます。

卵黄が食べられるようになったら、次は卵白を少しずつ加えていきます。生後9〜11カ月ごろには加熱した全卵1/2個、さらに1歳〜1歳半には全卵の2/3個までを目安に量を増やしていくといいでしょう。

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