そんなことにならないためにも活用したいのがスマホのアプリだ。予防接種のスケジュール管理をラクにしてくれるおすすめアプリをご紹介しよう!
●予防接種スケジューラー(iPhone、Android)
「VPD(※)を知って、子どもを守ろうの会」の小児科医とドコモ・ヘルスケアが共同開発。接種できるワクチンの月別表示や、予防できる病気と各ワクチンの詳しい解説が載っている。ワクチン接種の予定日の前日や当日の指定時刻に通知する機能も。
※VPD:Vaccine Preventable Diseasesの略で「ワクチンで防げる病気」
●予防接種カレンダー(iPhone、Android)
予防接種の予定日をカレンダーで管理。接種予定日が近くなったらアラームで通知し、接種日も記録できる。アプリ監修者の小児科医による「予防接種Q&A」では、「予防接種に何を持っていくべきか」など、身近な疑問も解決できる。
●予防接種ナビ(iPhone、Android)
タイムラインで予防接種の予定を管理できるだけでなく、ちょっとしたメモや通院予定、子どもの成長も記録可能。登録したデータを夫婦で共有できるので、ママだけでなくパパの育児参加もうながせる。
「予防接種スケジューラー」を提供するNPO法人「VPDを知って、子どもを守ろうの会」は、アプリに登録された接種データを解析。その結果、アプリを活用することで、忘れがちなワクチンの追加接種がきちんと行われていること、任意接種のワクチンの接種率が高くなることが明らかになったそうだ。
「接種日が近くなると通知で教えてくれるなど、アプリならではの便利さがあります。複雑な予防接種のスケジュール管理をお任せできるという点で、アプリの活用は接種率向上に一役買っているのではと思います」というのは、同会理事長の薗部友良さん。
「受けるべきワクチンの種類が多すぎてわからない」「予定を立てるのが大変」というママは、ぜひこれらのアプリをチェック。スマートに予防接種のスケジュールを管理してみては?
(南澤悠佳/ノオト)