離乳食のカミカミ期(後期)のあとは、いよいよパクパク期(完了期)ですね。移行のタイミングや離乳食をあげる量の目安や作り方などをお伝えします。
カミカミ期(後期)からパクパク期(完了期)へ移行するタイミング
パクパク期とは、離乳食のステップのうち完了期のことを指します。目安の時期としては、生後1年から1年半くらいです。赤ちゃんによって、体の発育も違えば離乳食の食べっぷりも全く違うので、どうか月齢で決めつけたり周りと比べることなく、お子さん自身の「食べられた!」「おいしい」の反応を大切にしてください。
また、パクパク期はほとんどの栄養を食事から摂れるようになる時期です。離乳・卒乳をいつにするかはママと赤ちゃん次第ですが、実質的には様々な食材から栄養を摂取できるようにしてあげるのがこの時期の役目といえそうです。
赤ちゃんが食べやすく、自分からも食事ができるものを離乳食として準備してあげましょう。パクパク期の前の段階のカミカミ期(生後9〜11カ月が目安)には、様々な食感の食材や、ある程度の大きさのものを食べてしっかり歯や歯茎でもぐもぐカミカミすることを練習させます。
丸呑みせずにしっかり歯茎で潰してもぐもぐできていればパクパク期のメニューに移行させていきましょう。
パクパク期の食事の進め方・食べさせ方のコツ
この頃には1日に3回、ごはんの時間を作り、大人と一緒に食卓を囲むようにしましょう。授乳やミルクの回数が減らない!という場合には、水分補給やおやつを間に挟んだり、積極的に外出してみてはいかがでしょうか。食事の間隔がしっかりとひらくとお腹も空き、食べてくれるようになります。
自己主張が出てくる時期でもあり、好き嫌いが出てくる子もいると思います。お野菜を嫌がるなら小さくしてハンバーグにしてみたりと形状を変えると目先が変わって食べてくれることもあるのでちょっとした工夫が必要です。
またこの時期は虫歯が心配になる時期でもあります。「ごちそうさま」を見極めて、お水やお茶でお口をすっきりさせて口の中を綺麗にして食事を終わりにしましょう。
食材に幅がでるので、いろいろな大きさや形で柔らかく調理したものを与えます。ママも選択肢が広がり、調理がしやすくなるはずです。ただし、大人と同じ食材が食べられるといっても、辛いもの、味が濃いもの、脂っこいものは胃腸に負担がかかってしまいますのでまだまだ食べないようにしましょう。添加物が入ったものや塩分糖分が多い食材も避けるようにしましょう。
配信: ベビーカレンダー(レシピ)