パクパク期に食べさせてはいけないNG食材と注意事項
ベビーカレンダーでは、管理栄養士とともに作った「離乳食あんしん基準」に沿ったレシピのみを紹介しています。かなり様々な食材が食べられるようになっているこの時期の赤ちゃんですが、アレルギーなどの心配があることから、まだ与えてはいけない食材もあります。
食中毒の恐れがある生卵やお刺身は3歳まで待っても良いでしょう。はちみつや精製工程が少ない黒糖もボツリヌス菌による食中毒が心配です。免疫力がしっかりしてくる1歳までは避けましょう。
強いアレルギー症状が出やすくアナフィラキシーショックを起こすことがある食材として、そば、甲殻類、貝類、パパイヤやマンゴーやピーナッツがあります。
喉に詰まる恐れがあるので、もち米、もち、丸のままのミニトマトや豆類にとうもろこし、噛みづらいイカやタコ、ナッツも離乳食期は避け、しっかり噛んでからごっくんができるようになってからにしましょう。
そのほかの食材も、基本的には火を入れてから食べさせます。しっかりと加熱をし、赤ちゃんの様子を見ながら食べさせます。
パクパク期はその後の食を支える大切な時期ですので、調理の仕方や食材などを工夫してみるといいですね。そして大人も一緒に食卓を囲んで「食べることって楽しい」と感じさせてあげたいですね。
監修者:助産師 REIKO
医療短期大学専攻科卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※参照元:ベビーカレンダー「パクパク期の離乳食のメニューや量、食事の進め方」〈https://baby-calendar.jp/knowledge/baby/966 〉「離乳食完了期(1歳~1歳6カ月ごろ)の量の目安や食材、レシピ、進め方のポイント」〈https://baby-calendar.jp/knowledge/baby/936〉
配信: ベビーカレンダー(レシピ)