毎日しかってばかり…1歳児の歩き食べはダメですか?

毎日しかってばかり…1歳児の歩き食べはダメですか?

助産院ばぶばぶのHISAKOさんが1歳児の歩き食べについてお話しします。1歳児はいろんなことに興味が湧いてくる時期なので、食事マナーよりもおいしく食べることを大切にしましょう。パパとママが行儀よく食事をしていれば、2歳をすぎるころにはきちんと食べられるようになるはずです。

こんにちは、助産院ばぶばぶのHISAKOです。1歳児の食事。座らせようにものけぞって怒り狂い、食べ物を投げつけ、大惨事。食事の時間は悪夢の時間です。そこで、1歳児の歩き食べについてお話しします。

食事のマナーよりも大切なこと

調べてみると1歳児の歩き食べを容認する記述ってほとんどないんですね。基本的に生活習慣はきっちり教えるべきという意見が多くビックリしました。

1歳は自分の足で歩けるようになり、いろんなことに興味が湧いてくる時期です。あれもこれも気になる、その好奇心を軸に元気に成長して行きます。

食事は、おいしく楽しい時間だということを教えてあげることが最初の『食育』です。しかってばかりいると、食べることへの興味を持たなくなってしまうかもしれません。「こぼさず食べる」「残さず食べる」「座って行儀よく食べる」食事の基本的マナーは、「食べることは楽しくてうれしいこと」を学んでからでは遅いでしょうか?

しからずに楽しい食事をしよう

力ずくで座らせるより、パパママが行儀よく座り、笑顔で会話しながら食事する姿を子どもに見せることが、長期的に考えたときには効果的なのではないかとわたしは思います。当たり前の食事風景をさりげなく観察しながら、彼らはやがて、大人の行動をマネするようになります。

あせるママの気持ちもわかりますが、ひとつのことに集中する能力が未熟な1歳児を無理に座らせようとしたって、うまくいくはずがありません。結局思うようにいかなくてイライラするだけですね。

だから1歳の間は、子どもが楽しんでくれるのなら少々のことはOK。『楽しい食事』を最優先にしましょう! 長い人生、そんなに焦ってしつけなくても大丈夫です。

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