エアコンのセルフ取り付けに2つの難関
調べてみると、エアコンのセルフ取り付けを行うためには、様々な難関をクリアする必要がありそう。
まず第1の難関は「賃貸の場合、貸主の許可がとれるか」。
「元々物件にエアコンが付いていない」「古いタイプのエアコンが壊れたため、それを機に新しいエアコンにしたい」などの理由によって、エアコンをセルフでも取り付けたいという借主は少なくないはず。
貸主や大家さんの許諾がきちんととれていることはもちろんのこと、物件退去時に修繕する必要はあるのか。取付工事にかかる費用は誰が負担するのかなどについて、あらかじめ取り決めておく必要があります。

エアコンのセルフ取り付けは結果高価になる可能性
第2の難関が「専門の工具とそれを使いこなせる知識・経験」が必要。
例えば、エアコンの室内機取り付けは、まず壁にエアコンを取り付けるための板を固定する必要がありますが、これらの作業を行うにはドリル等が必要です。
日ごろDIYに慣れ親しんだ方ならば問題ないでしょうが、当然、失敗して何カ所も穴を開けるというわけにはいきませんので、ある程度の練度が必要です。
エアコンの取り付けに必要な工具は、探せばレンタル業者もあるかもしれませんが、購入となるとかなりの高額に。ちなみに、エアコンの取り付け費用は約2万円程度で済むとのこと。工具等に関する知識がなく、工具も持っていない人は、おとなしくプロの方にお願いしたほうが、結果安く済みそうですね…。
(文・団子坂ゆみ/考務店)
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