同社は、日本唐揚協会が毎年10月を「から揚げ強化月間」として活動していることに合わせ、全国47都道府県の一般消費者1万4056人を対象に、唐揚げに関する意識・実態調査を実施。
それによると、全29品のおかずから好きなものを選択してもらったところ、全体の72.4%が「唐揚げ」を選択し、1位となった。次いで「焼肉」71.7%、「ギョウザ」70.9%。また唐揚げを「好き」「やや好き」を合わせた回答者が87.4%にのぼり、国民食としての人気をうかがわせる。
月に1回以上、唐揚げを食べる人は全体の約80%で、喫食頻度は「冷凍食品」「手作り」「惣菜」がそれぞれ前年比約30%増と拡大。全国の唐揚げ消費個数を推計で算出したところ、2020年度は年間換算で約400億個以上の唐揚げが消費される見込みであることがわかった。
これは前年の消費量250億個(推計値)と比較して67%増となる。都道府県別の1ヵ月間に食べる個数は、多い順に「大分県(56.5個)」「千葉県(52.0個)」「北海道(51.8個)」だった。
さらに1世帯1回当たりの手作り時間の平均は34分32秒で、最長は大分県36分53秒、最短は鹿児島県26分0秒。同じ個数の冷凍唐揚げの調理時間と手作りの平均時間を比べると、約21分の差で冷凍食品が早いという。
◇日本食糧新聞の2020年10月14日号の記事を転載しました。
配信: たべぷろ
関連記事:
配信元
たべぷろ
「たべぷろ」は食のプロや食の知識を持った子育て中のママライターによる働くママに向けたメニュー提案サイトです。仕事から帰って今日の夕飯にもすぐに活用できる15分で完成するメニューを主体に、作り置きや時短の工夫もご紹介。各レシピには、栄養のことや好き嫌い克服方法・リメイクや節約といった働くママが知っておくと嬉しいノウハウが盛り込まれています。
「たべぷろ」は食のプロや食の知識を持った子育て中のママライターによる働くママに向けたメニュー提案サイトです。仕事から帰って今日の夕飯にもすぐに活用できる15分で完成するメニューを主体に、作り置きや時短の工夫もご紹介。各レシピには、栄養のことや好き嫌い克服方法・リメイクや節約といった働くママが知っておくと嬉しいノウハウが盛り込まれています。