【土用丑の日】ウナギの価格高騰でも安心!“なんちゃってウナギ”レシピ3選

第2470回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
7月20日、8月1日は土用の丑の日。ウナギを食べるのが一般的になっていますが、今年はニホンウナギの稚魚「シラスウナギ」の歴史的な不漁のため、価格が高騰しているそう。そこで、ウナギを食べている気分になれる、“なんちゃってウナギ”レシピを紹介します。

【土用丑の日】ウナギの価格高騰でも安心!“なんちゃってウナギ”レシピ3選

「焼き鳥の缶詰」がウナギ風に変身

まずは、おつまみとしてお茶の間に浸透している「焼き鳥の缶詰」を使ったレシピです。

【材料】2人分
・焼き鳥の缶詰…1缶
・はんぺん…1枚
・木綿豆腐…1/2丁
・焼きのり(全形)…1枚
・サラダ油…適量
☆しょうゆ…大さじ2
☆みりん…大さじ4

【作り方】
1)☆を合わせて小さめの鍋で軽く煮詰め、タレを作る
2)ボウルに焼き鳥の缶詰、はんぺん、木綿豆腐を入れ、潰すように混ぜる
3)フライパンにサラダ油をひき、のりを置く
4)2を海苔の上にのせ平らにのばし、フタをして弱火で5分ほど蒸し焼きにする
5)火が通ったら半分に切り、タレをかけて完成!

タレは市販のウナギのタレを使えば、より本物に近づくかも? 4の手順の時に、フォークなどで模様を付けると、見た目がさらにウナギっぽくなりますよ。

サバ缶をウナギ風にアレンジ♪

続いては、多くのお宅でストックしているであろう「サバ缶」をウナギ風にするアレンジレシピです。

【材料】2人分
・サバ缶…1缶
・木綿豆腐…1/2丁
・焼きのり(全形)…1枚
・砂糖…大さじ2

【作り方】
1)サバ缶の身と汁を分ける
2)1の汁と砂糖を小さい鍋で煮立たせ、タレを作る
3)1の身と水を切った豆腐を混ぜ、ペースト状にする
4)ラップの上にのりを置き、その上に3をのせ、のりの形に合わせてのばす
5)上からもさらにラップをかけ、600Wの電子レンジで5分加熱する
6)5に片栗粉をまぶし、油をひいたフライパンで両面を焼く
7)半分に切り、タレを絡めて完成!

レシピでは、タレをサバ缶の汁で作っていますが、生臭さが気になる場合も…。その時は、しょうゆやみりんをブレンドしてオリジナルのタレを作ったり、市販のタレに頼ったり、柔軟に対応しましょう。

「豆腐」がメインのヘルシーレシピ

最後は、「木綿豆腐」が主役のヘルシーでボリューム満点のレシピを紹介します。

【材料】4人分
・木綿豆腐…1丁(あらかじめ水を切っておく)
・卵…1個
・ツナ缶…1缶
・とろろ…大さじ2
・サラダ油…適量
☆しょうゆ…大さじ4
☆砂糖…大さじ4
☆水…大さじ4
☆みりん…大さじ1

【作り方】
1)豆腐、卵、シーチキン、とろろをミキサーにかけ、よく混ぜる
2)フライパンに油をひき、2を入れ、フタをして弱火で10分ほど蒸し焼きにする
3)裏返して、さらに10分蒸し焼きにする
4)揚げ物用の鍋に油を適量入れて熱し、3を入れて表面に焼き色が付くまで揚げる
5)小鍋に☆を入れて煮立たせ、4を加え味がしみるまで煮たら完成!

焦げると風味が悪くなるので、10分という焼き時間はあくまでも目安として考えて、様子を見ながら焼いてください。また、焼いてから揚げるのが面倒な時には、フライパンに多めのサラダ油を入れ、揚げ焼きにしてもよさそう!

ただでさえ、値段が比較的お高めなウナギ。さらに価格高騰となれば、お財布のヒモもキュッと締まりがちに…。今回紹介したレシピのように、身近な食材でも“ウナギ風”にアレンジできるので、“なんちゃってウナギ”を食べて元気に夏を乗り切りたいですね。
(文・三軒茶屋すみ子/考務店)

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