誰もが物心つく前から存在していた気がする、定番でレトロかわいいパッケージの『ミレービスケット』。コインサイズの揚げたビスケットで、ほんのりとした甘さの生地と素朴な味わいは、懐かしいだけでなくおいしさも天下一品。しかしその「ミレービスケット」が一種類だけでないことを知ってた?
もともとは高知みやげというわけではなかった懐かしおいしいフライビスケット『ミレービスケット』とは?
刺激的ではないけれど、おだやかな癒しのおいしさで幸せな気持ちにさせてくれるのが、揚げビスケットの『ミレービスケット』。素朴、懐かしいと言いながらも、今もきっちりおいしい幸せを与え続けてくれている定番中の定番ビスケットだ。
元祖の味『まじめミレービスケット』(希望小売価格 税抜170円)。ほんのり甘くてほんのりしょっぱい、ミレービスケットの基本
もともとは明治(製菓)が昭和の時代に開発したお菓子だったのだが、その後、愛知県にある三ツ矢製菓が製造を引き継ぎ、各地の販売会社へビスケット生地を届けてそれぞれ製造されるという進化を遂げたという。
今では東海地方や高知県などで製造されているが、中でも人気が高いのが高知産の『ミレービスケット』。特産品と思われるくらい、高知みやげの中核的存在となっている。
高知産の『ミレービスケット』を手がけるのは、有限会社野村煎豆加工店(高知県高知市)。もともと大正12年に豆類の加工販売会社として誕生した同社は、昭和30年頃から製造を始め、”高知のミレー”として長きにわたって人気を集めて、今に至っている。
高知のミレー、野村のミレーの象徴的存在が、パッケージに描かれた女の子「ミレーちゃん」。「アンパンマン」で知られる高知出身のやなせたかし作による作品で、このイメージが焼きついている人も多いのではないだろうか。
『ミレービスケット』『4連ミレービスケット(塩)』『4連ミレービスケット(コーヒー風味)』を次々と食べてみた!
配信: おためし新商品ナビ