同じサイズで合う合わない靴のワケ

同じサイズで合う合わない靴のワケ

第4回 きちんと知りたい! ママの靴選びのポイント
突然だが、みなさんは靴を買うとき、デザイン以外に何を基準にして選んでいる?

ほとんどの人が足のサイズという意味で“長さ”を基準にしているだろう。しかし、「青山フットケアアカデミー」代表の福井健太郎さんからすると、これだけでは正しい足のサイズを示せないという。

「足のサイズは、長さ以外に“ウィズ”も大事なんです。ウィズとは、足の甲周りの太さ(足囲)のこと。胸囲などと同じ要領で測り、細い順にA、B、Cと段階別に表されます。ただし、市販の靴のサイズ展開はというと、やはり長さのみ。ウィズは、メーカーが靴を製造するうえで一定の基準こそ設けているものの、ウィズ別にサイズ展開されるケースはほぼありません」(福井さん 以下同)

しかも、メーカーごとに設けている基準もまちまち。そのため「同じ23cmの靴なのに、こっちのメーカーの靴はキツくてこっちのはブカブカ」といったことが起こるのだそうだ。

「現代人のウィズは細い傾向にあり、とくに細い部類に入る『A』『B』の人も少なくないのですが、市販の靴は『C』や『D』を基準に作られることが多い。なので、知らず知らずのうちにブカブカの靴ばかり履いている…なんてこともあるんです。スニーカーの場合はひもで調節することができますが、パンプスはそうはいきません。歩くたびにかかとが浮くなど、非常に歩きにくい状態を生んでしまいます」

現代女性のウィズの傾向を明かしながら、ウィズが細い女性に向けた対処法を伝授する

だからといって、小さめの靴を選んでしまうと靴擦れを起こしたり、最悪の場合纏足になったりすることもあるという。

普通に履いたらブカブカ、ワンサイズ小さくすると足に悪影響。どちらに転んでもダメみたいだけど、じゃあどうすればいいのだろう?

「そこはやはり、インソールで調節するのが得策でしょうね。パンプスの場合は、足の甲の両端にある出っ張り(ポールジョイント)が内側から靴を圧迫するまで、インソールを敷いてください。同時に、かかとのスキマを埋めるのも大事ですよ。これだけで、足にフィットするようになります」

ちなみに、脱いだときの見栄えが気になるなら、もともと敷いてある中敷きの下に敷いてもいいとのことだ。また、大型店舗なら「足が細い人コーナー」がある場合も。ウィズがA、Bの人でもピッタリの靴がそろっているので、行ってみるのも良いだろう。

足の大きさは十人十色。だからこそ細かく調節して、いたわってあげるのが一番だ♪
(松本まゆげ+ノオト)

お話をお聞きした人

福井健太郎
青山フットケアアカデミー(AFA)
フットケアをはじめとした足の専門家を育成する、「青山フットケアアカデミー」の代表。著書に『魅せ脚レッスン』(主婦の友社)などがある  
フットケアをはじめとした足の専門家を育成する、「青山フットケアアカデミー」の代表。著書に『魅せ脚レッスン』(主婦の友社)などがある  

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