栄養たっぷりの甘酒。健康や美容のために毎日飲みたいものの、独特のクセがあり飲みにくいと感じている人も多いのではないでしょうか。今回は大人も子どもも飲みやすい、甘酒アレンジレシピを6つ紹介します。子どもが飲んでもOKなように、アルコール成分の入っていない米麹から作った甘酒を使いました。
子どもが甘酒を飲んでもOK?
栄養満点の甘酒ですが、「酒」とつくからにはアルコール分が含まれているか気になりますね。子どもが飲んでも問題はないのか、まずは管理栄養士の尾花友理先生が解説します。
甘酒には大きくわけて、「酒粕」から作られるものと「米麹」から作られるものがあります。酒粕から作られるものはアルコール分が含まれているため、子どもやお酒が飲めない体質の人は飲むことができません。一方、米麹を原料とした甘酒はアルコール分を含まないため、誰でも安心して飲むことができます。
酒粕から作る甘酒は、麹菌と酵母菌の2つの菌の力でできあがります。ビタミンや炭水化物、たんぱく質が豊富で栄養価が高いのが特徴です。一方、米麹で作る甘酒は麹菌の働きにより米のでんぷんをブドウ糖やオリゴ糖に変えるため、自然な優しい甘みが特徴です。代謝を高めるビタミンB群や、普段の食生活で不足しがちな葉酸などのビタミン類が豊富に含まれています。
米麹から作られた甘酒であれば、子どもでも大丈夫。
ここからはアスリートフードマイスターが考案した甘酒のアレンジレシピを6つ紹介します。
※レシピ中の加熱時間は目安です。家庭の電子レンジによって調整してください。
「甘酒ココア」
ほんのりと甘みを感じる温かいココアは、寒い日や緊張している時でもホッと心が休まる飲み物。子どもと一緒におやつ時間に飲んで、甘酒や牛乳に含まれる栄養素をおいしく摂取しましょう。
材料(1人分)と作り方
ミルクココア(粉末) ティースプーン1杯強熱湯 少々牛乳 140cc甘酒 60cc
※牛乳と甘酒の割合は好みで変更してもOK。
1. 電子レンジ加熱可のマグカップにミルクココア(粉末)を入れ、熱湯を加えてスプーンで練る。
2. 1に牛乳と甘酒を注ぎ、電子レンジ(600W)で2分30秒加熱したら完成。
※電子レンジで牛乳モードがあれば利用してもOK。
配信: トクバイニュース