均一プライスで買いやすく、好みのおせちをカスタマイズできることが特徴のシリーズで、全品が数量限定ということもあり、近年では発売からすぐに売り切れることが多かった。今年は増産と同時に供給を3回に分けることにより、年末まで商品が店頭に並ぶ状態を目指す。
商品本部の近藤正巳副本部長は「ウィズコロナの今回は、家庭でも個食対応のニーズが高く、巣ごもりのおうち時間を充実させる方法として、盛り付けを楽しめる100円おせちが例年以上に支持されると見込んでいる」と語る。
全38種類を揃えた4段重の盛り付け例
コロナ禍で流通が滞ったノドグロやベビーホタテなどを調達し、新たに「のどぐろ蒲」や「味付け帆立」などを商品化した。高級食材を使った商品化でメリットがあった一方、「味付け数の子」はカット加工できずに1本丸ごと使った商品化になるなどコロナ禍の混乱による影響も出た。
店頭では特設コーナーに集合展開するほか、一部店舗では全種類のセット商品も販売する。また、本体価格148円で1人用の重箱も用意する。
◇日本食糧新聞の2020年12月9日号の記事を転載しました。
配信: たべぷろ
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