大豆ミートは味、食感、見た目を肉に似せているため、各飲食店ではハンバーグや麻婆豆腐など肉に代わる使い方をされていますが、もっと違った活用があってもいい。特にひき肉タイプの大豆ミートは代替肉ではない使い方をしても、面白い料理が出来上がりそうです。そこで今回は、大豆ミートを揚げ衣に活用する提案です。
水で戻したひき肉状の大豆ミートを揚げるとユニークな食感になる
鶏ももひき肉、むねひき肉を各80g、みじん切り玉ネギ30g、パン粉10gを混ぜ合わせ、塩、ブラックペッパーで味を調えてタネを作り、6個分のナゲットに成形します。水50gで溶いた薄力粉50g、水で戻した大豆ミート(乾燥ひき肉タイプ)30gを用意、ナゲットのタネを水溶き薄力粉にくぐらせ、表面に水で戻した大豆ミートを付け、薄力粉をはたきます。これを170℃の油で5分ほど揚げ、バーベキューソースを添えたら出来上がり。
唐揚げやチキンナゲットの衣とはまったく異なり、ざくざくとした食感が楽しい! この食感は、やみつきになります。大豆ミートの衣はボリュームもあり、普通のチキンナゲットよりも満足感がある。大豆ミートの揚げ衣は、ナゲットだけでなく、さまざまな揚げ料理に応用すると、特徴的な面白いメニューに仕上がるはずです。(飲食店プロデューサー 青島邦彰)
◇外食レストラン新聞の2020年12月号の記事を転載しました。
配信: たべぷろ
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「たべぷろ」は食のプロや食の知識を持った子育て中のママライターによる働くママに向けたメニュー提案サイトです。仕事から帰って今日の夕飯にもすぐに活用できる15分で完成するメニューを主体に、作り置きや時短の工夫もご紹介。各レシピには、栄養のことや好き嫌い克服方法・リメイクや節約といった働くママが知っておくと嬉しいノウハウが盛り込まれています。
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