いちご味新商品セレクト3『ほろよい〈赤いサワー〉』『ルック(4つの苺食べくらべ)』『ミンティアテイスティ ベリー&ベリー』

いちご味新商品セレクト3『ほろよい〈赤いサワー〉』『ルック(4つの苺食べくらべ)』『ミンティアテイスティ ベリー&ベリー』

『ルック(4つの苺食べくらべ)』

続いては不二家『ルック(4つの苺食べくらべ)』(40g・希望小売価格 税抜120円・2020年11月10日発売)。2017年から続く4つのブランドいちごを使った食べ比べセットだ。(2015年、2016年は2種類の食べ比べ)

今回食べ比べできるのは「あまおう苺(51%)」、「いちごさん(19%)」、「スカイベリー(19%)」、「淡雪(11%)」の4種類。過去3年とは違うラインナップなので、すでに食べたことがある人もぜひ手にとって欲しい。特に今年初登場の「淡雪」は注目ブランドだ。※ブランド名の後ろの%は、製品中に使用されたいちごの割合

この表はいちご本来の特徴。LOOK仕様になるとまた少し違う味わいとなった

ちなみに、2017年は「あまおう苺」「とちおとめ」、「スカイベリー」、「さがほのか」、2018年は「あまおう苺」、「とちおとめ」、「紅ほっぺ」、「ゆうべに」、2019年は「あまおう苺」、「とちおとめ」、「紅ほっぺ」、「スカイベリー」だった。

袋に対応するブランドの並び順が入っているので比較しながら食べてみてほしい

福岡県産「あまおう苺」は、甘味と酸味のバランスの良さとコクが特徴。本商品でもそのバランスの良さが生かされており、違和感なく味わえた。ただ、一体感がありすぎて面白みには欠ける。

佐賀県産「いちごさん」は、華やかな甘味とみずみずしさが特徴。こちらは口に入れるとまろやかな甘味と風味が強く酸味のないジャムのような味わいで、まったりとしている。

写真左から、「あまおう苺」、「いちごさん」、「スカイベリー」、「淡雪」

栃木県産「スカイベリー」は、酸味の少ない上品な甘さが特徴だが、本商品ではスッキリとした甘味と酸味があり、後味にも残らないキレの良さが感じられた。

奈良県産「淡雪」は、まるで雪のような白い見た目とほどよい甘味・酸味が特徴。その見た目を表すように断面も真っ白だ。だがその見た目とは裏腹に香りと酸味が強く甘さは控えめ。存在感の強い味わいに仕上がっている。

記者のお気に入りは「淡雪」。酸味のあるいちごが好きという理由もあるが、季節商品で普段とは違う味わいを楽しみたいという気分に非常にマッチしてるから。とはいえ、4種類とも食べてこそ分かる美味しさなので、食べ比べしながら口にしてほしい商品だ。

1箱あたりのエネルギーは248kcal、糖質は約23.3g

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『ミンティアテイスティ ベリー&ベリー』

「ミンティア」ブランドの全国発売では初となるチャック付きミニパウチ

最後は、アサヒグループ食品『ミンティアテイスティ ベリー&ベリー』(15g・参考価格 税抜160円・2020年10月5日発売)。ストロベリータブレットにラズベリーフレーバーチップ18%をブレンドした濃厚な味わいが楽しめるシュガーレスミンティアだミンティアだ。

「ミンティアテイスティ」とは、従来の「ミンティア」のオンタイム・エチケットシーンでの使用に加え、味も楽しめるシリーズのこと。そのため、ラズベリーフレーバーチップは従来の約10倍使用されている。さらに、チップの大きさも約1.4倍と大きい。

袋を開けるとものすごいベリーの香りが広がる。甘酸っぱい心地いい香りだが、周りに人がいるとものすごく目立ちそうな強烈な香り。会社や電車の中では開けない方がいいかもしれない。

赤い粒がラズベリーフレーバーチップ

粒の大きさは約1cm。「ミンティアブリーズ」シリーズとほぼ同じだ。

口に入れた瞬間から、ストロベリーとラズベリーの甘酸っぱい味が広がり満足度は高め。濃厚の言葉に偽りなし。本物のいちごと比べると流石に味が違うが、フルーツ感やジューシーさもあり美味しく味わえた。シュガーレスだが甘味料が使われているので甘さも文句なしだ。

1袋あたりのエネルギーは50kcal、糖質は約11~12.3g

ご存知の方も多いと思うが、「ミンティア」はかなり硬いので飴のように舐めて味わう。3分ほどで口からなくなり、「ミンティア」らしいすっきりとした爽快感をもたらしてくれる。目が覚めるようなすっきり感はほぼないが、味の美味しさもあってこれはハマりそう。

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