ビールやワインに比べ、若者には少しなじみが薄い「日本酒」。そんな中、新しい飲み方で日本酒を楽しむ若者が増えているらしい。中でもSNSを中心に流行しているのが日本酒を「カクテル」に変身させる日本酒カクテルの素『ぽんしゅグリア』。 ドライフルーツの入った瓶に日本酒を注ぐだけでフルーツカクテルが作れるこの商品を、日本酒好きな記者が実際に飲んでみた!
お好みの日本酒を入れるだけ! おうちで簡単にフルーツカクテルが作れる「ぽんしゅグリア」が人気沸騰中
『ぽんしゅグリア』(全12種類・10~21g ※フルーツの種類によって異なる・メーカー希望小売価格 税込480円・発売中)は、お好みの日本酒を注ぐだけで、飲みやすくフルーティな日本酒カクテルに変身する日本酒カクテルの素。
商品開発のきっかけは、株式会社FARM8(新潟県長岡市)の「若い人に日本酒を楽しく気軽に、美味しく飲んでもらいたい」という強い想いから。
一般的な日本酒へのイメージとして、「アレンジして味を変えるのは蔵元に失礼」だとか、「温度へのこだわりが強そうで、何となく自分の好きなように飲めない」という声をよく聞く。その自由度の低さから、若者には少しハードルが高いと感じる方が多いようだ。確かに記者も若い頃は手が出しづらかった。
そんな日本酒のイメージを一新し、「日本酒をカクテルにする」ことを前提にした『ぽんしゅグリア』は、その新しさや面白さから若者を中心に流行しているんだとか。
SNSでは、「地元のお酒を入れて飲んでみた」や「紅茶を入れてアレンジしてみた」など各々の飲み方で楽しむ様子が投稿され、話題になっているようだ。うん、このパッケージのかわいさは確かにSNS映えしそう。
フルーツは全部で12種類(季節によって限定フルーツもあり)。5種類並べてみるとさらにかわいさが増す。
写真は「愛媛オレンジ」
愛媛産のゆず、福島産のキウイ、青森産のりんご、福島・新潟産のもも、愛媛産のオレンジなど、国産フルーツが使われていて、あらためて日本という土地の豊かさを気づかせてくれるバラエティ豊かなラインナップとなっている。
さわやかソーダ割も、ぽかぽかホットも! 1つでアレンジいろいろのぽんしゅグリアをおためし
さて、今回は人気No.1のゆずをメインにおためししていこう。ゆずの輪切りがごろっと入っていて見た目もかわいい!
やわらかなプラスチック製の外蓋を外し、プルトップ式の内蓋を開ける。内蓋は片手で開けやすく、簡単に取り外せるので指をケガする心配がないのがうれしい。
まずは存在の味を楽しむため、常温の日本酒で割って飲んでみる。作り方はとっても簡単。お好みの日本酒を瓶の肩のあたりまで注いで、マドラーでよくかき混ぜるだけ。
瓶の口は広めに作られているので、かき混ぜやすい!
中のはっか糖が溶ける様子がまるでスノードームのように幻想的で、ついついじっと眺めてしまう。ひと口飲んでみると、はじめにゆずの良い香りが鼻に抜け、後から日本酒の芳醇な香りと味わいが追いかけてくる。ゆずが皮ごと入っているせいか、普通の果実酒よりも自然な香りで断然フルーティーだ。
続いて、炭酸水と日本酒を同量ずつ加えた、ソーダ割りに挑戦!よく冷やした炭酸水をトクトクと注ぎ入れると、
シュワシュワとして、目にも涼やかな仕上がりに。ゆずの爽やかな香りとともに、キレのある炭酸が喉を通り、ゴクゴク飲めてしまう! 日本酒のみで割ったものよりも、ぐっと飲みやすくなった。アルコール度数も下げられるので、これならお酒が苦手な人でもおいしく飲めそう。
次は、グラスの肩の位置まで日本酒を注ぎ、蓋を外した状態で電子レンジで1分ほど温め、熱燗(燗グリア)に。
左:ソーダ割、右:熱燗(燗グリア)
冷たいソーダ割と比べると、はっか糖が溶けやすく、ドライフルーツに染込みやすいのか熱燗のほうが果物の色が濃く出た。ひと口飲んでみると、ゆずの爽やかな香りがぶわっと鼻に抜け、ほどよい甘みもあり、意外なほどに飲みやすい!
熱燗は飲んでいるうちに体がポカポカしてくるので、寒くなるこれからの季節にぴったり。反対に、爽快感のあるソーダ割はゴクゴク飲めて、暑い季節にぴったりだ。
配信: おためし新商品ナビ