親のエゴでベビーカー中心の生活をした子どもが5歳になるとこうなった

親のエゴでベビーカー中心の生活をした子どもが5歳になるとこうなった

(※写真はイメージです。実際の人物ではありません。)

ある日、出会ったSちゃん1歳。

いつもベビーカーの中で大人しく座っている女の子でした。

いつもベビーカーで無表情

Sちゃんは、いつもベビーカーの中に座っていました。

公園でもそれは同じ。他のお友達が楽しそうに遊んでいる中でも、Sちゃんはずっとベビーカーに座っています。

特にグズる事もなく、ずっとベビーカーに座って、おしゃべりするママの近くにいます。

これは、公園に限らずに、どこでも同じ。

ある量販店のフードコートで食事をした時も、他の子ども達は、食事も終わりお腹もいっぱいになると、モゾモゾと動き出し、椅子に立ったりと様々な動きをするのです。

ママ達も、子ども達が動き始めるので、おしゃべりの途中であっても、一緒に歩いたり、キッズスぺースで遊んだりと、それぞれの行動になる事もあるのです。

が、Sちゃんは、機嫌を悪くする事もなくベビーカーで大人しく座っています。

ちょっとグズっても、スマホがあれば全然平気。Sちゃんのママは言います。

「Sちゃんは、大人しくて、わがままを言わないお利口さんだよね。」そう言われると、Sちゃんママはとっても嬉しそうです。

ある日、Sちゃんの家にお呼ばれした時がありました。

リビングにはベビーサークルがあり、Sちゃんはその中で座って、テレビを見ていました。

家に着くなり、私の子どもをベビーサークルに入れるようにSちゃんママから言われました。

我が子もベビーサークルに入りましたが、1分も持たす、あっという間に出てきました。

Sちゃんママに話を聞くと、「家の中には危険がたくさんあるので、怖くてベビーサークルからも出せない。何より、子どもが歩くと自分も見てないといけないから大変だ。」と・・・。

公園も同じく、転ぶかもしれない。怪我をしてしまうかもしれない。という恐怖から、ベビーカーで過ごさせるという選択をしていたのです。

5歳になったSちゃんの姿に驚愕!

幼稚園が離れてしまいすっかり会ってなかったのですが、ある日、偶然に量販店でSちゃんに会いました。

「懐かしいねー」と盛り上がり、キッズスペースで一緒に遊んだのですが、その時にSちゃんが「ママ、う●こ」と言ってきたのです。

自分の意志をちゃんと伝えられるようになっていると少しホッとしたのですが、ママから出た言葉に驚きます。

「オムツしているでしょ?オムツにしてちょうだい!」

「え!オムツ?」とSちゃんのママに確認をすると、「幼稚園では先生がお世話をしてくれているので、パンツで過ごしているけど、幼稚園以外は、自分がトイレについて行ったり、世話したりしないといけないから、オムツを履かせるようにしているの。」と・・・。

驚きました。

親のエゴで子どもが成長しているように思えました。

もしかしたら、Sちゃんママは、同じように育てられたのかもしれないとも思いました。

でも、今のSちゃんを見てあげて欲しいなと思ったのです。

子育てに正解はないです。10人いれば10通りの子育ての仕方があります。

これは、私の意見ですが、子育てに正解はないけど「子どもに関心を持つ」という事は、誰にでも出来る子育てなのかもしれないですね。

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