新鮮なたけのこはさしみでも美味い!?
JAグループのウェブサイトによると、掘りたてのたけのこは生でも食べられる(※2)とされています。穂先のやわらかい部分を薄くスライスし、刺身醤油や生姜醤油、酢みそなどでいただきます。
しかし、生のたけのこにはシュウ酸と、タキシフィリンという物質を含むため、たくさん食べるのは控えましょう。(※2)
シュウ酸はたけのこのアクの成分のひとつで、とりすぎにより尿路結石症のリスクとなります。生のたけのこに多く含まれますが、あく抜きをすることでシュウ酸の量を減らすことができます。
またタキシフィリンは、分解されるとシアン化水素という有毒物質になります。たくさん摂取すると中毒症状を起こす可能性があります。安全に食べたい場合は、加熱することでタキシフィリンを減らすことができるため、火を通したものをいただきましょう。
※1:JAグループ 春の旬野菜タケノコ(筍)
※2:国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No. 23/ 2011(2011. 11. 16)
春の味覚・たけのこをたくさん楽しもう
旬の時季の新鮮なたけのこは、水煮たけのこに比べると風味や歯ざわりも格段においしいものです。旬のたけのこをいただいて、温かくなる春の季節を楽しみましょう。
配信: トクバイニュース
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